ガザ地区でイスラエル軍の攻撃により、子供を含む59人が死亡

イスラエル軍は連日、ガザ地区へ容赦のない攻撃を続けており、4月24日も、数多くのパレスチナ人が殺害された。
手や足、頭が残されていた
ガザ地区北部のジャバリアでは、住宅がイスラエル軍の攻撃を受け、12人の家族が殺害された。
また北部のガザ市でも、イスラエル軍の空爆により、住宅が倒壊。夫婦と子供4人の6人が死亡したという。
ガザ市の救急隊員アハメド・アラル氏は、現場には「大量の遺体の一部」が残され、「手と足と頭しかありません。すべて切断され、引き裂かれていました」と語っている。
さらにインドネシア病院によれば、北部のジャバリアにある元警察署も攻撃され、そこで10人のパレスチナ人が死亡し、数人が負傷したという。
また他の地域もイスラエル軍の攻撃を受けており、ガザ地区の医療関係者は4月24日、全域で59人のパレスチナ人が死亡したと明らかにした。
Breaking | Casualties among civilians were reported in an Israeli airstrike targeting a residential building in Jabalia town, northern Gaza Strip. pic.twitter.com/baOmK8JldH
— Quds News Network (@QudsNen) April 24, 2025
前日にもイスラエル軍が学校を空爆
イスラエル軍は4月23日にも、北部のガザ市近郊、アル・トゥッファ地区にある学校を空爆。これにより11人のパレスチナ人が殺害された。
この学校には、多くのパレスチナ人が避難しており、空爆により火災が発生。多くの人々が焼け死んだと考えられている。
またガザ地区の他のエリアも攻撃されており、23日には少なくとも25人のパレスチナ人が死亡したそうだ。
現地の記者によれば、ガザ地区全体に対するイスラエルの攻撃の頻度が継続的に増加しているという。
イスラエル軍のEyal Zamir司令官も4月24日には、ガザ地区を訪れており、その際、「近い将来に人質の帰還に進展が見られなければ、我々は活動をより大規模で重要な作戦に拡大するだろう」と述べたそうだ。(了)
出典元:Aljazeera:At least 59 Palestinians killed as Israel escalates Gaza bombardment(4/24)
出典元:The Guardian:Eleven killed in Gaza school shelter as Israel continues bombing campaign(4/23)