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ロシア軍がウクライナのスムイ市に迫る、東部でも進軍

ロシア軍がウクライナのスムイ市に迫る、東部でも進軍
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ロシア軍は、ウクライナ北東部・スムイ州の中心都市に向けて進軍を続けている。

 

スムイ市から29km離れた地点に到達

 

ウクライナの北東部にあるスムイ州には、以前からロシア軍が侵攻しており、Oleh Hryhorov州知事は5月31日、11の村に強制避難を発令した。

 

これにより、スムイ州で避難した集落の総数は213となった。

 

またウクライナのゼレンスキー大統領も5月、ロシア軍がスムイ州の戦線に5万人の部隊を集中させており、同地域の一連の集落が、その後陥落したと警告していた。

 

そして現在、ロシア軍はスムイ州の中心都市、スムイ市から29km離れた地点にまで迫っていると考えられている。

 

ドニプロペトロウシク州へも進軍

 

またロシア国防省は6月8日、部隊がウクライナ東部のドネツク州の西側にある州境に到達し、隣接するドニプロペトロウシク州に進軍していると明らかにした。

 

ウクライナ南部防衛軍の報道官も、「敵はドニプロペトロウシク州への侵攻の意図を放棄していない。我々の兵士たちは勇敢かつ専門的に前線を守り、ロシア軍の計画を妨害している。この作戦は一瞬たりとも止まることはない」と述べたという。

 

この3年間の戦争の間、ロシア軍がドニプロペトロウシク州に進軍するのは初めてであり、ウクライナ軍にとって戦略的な後退とみなされている。

 

さらにロシア軍が、ドネツク州のKostyantynivka市に進軍しているとの情報もあり、この市はウクライナ軍の重要な兵站拠点になっているという。(了)

 

出典元:The Guardian:Russian forces closing in on Sumy city three years after Ukraine forced them out of region(6/8)

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