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ガザ地区全域でイスラエル軍の攻撃により、101人のパレスチナ人が死亡

ガザ地区全域でイスラエル軍の攻撃により、101人のパレスチナ人が死亡
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ガザ地区では7月3日も、イスラエル軍の攻撃により数多くのパレスチナ人が殺害された。

 

食料を求めていた51人が死亡

 

パレスチナの通信社「Wafa」は、イスラエル軍によるガザ地区中部のDeir el-Balahへの攻撃で、少なくとも5人のパレスチナ人が死亡、数人が負傷したと報じている。

 

またガザ地区中部のブレイジ難民キャンプへのイスラエル軍の攻撃で、パレスチナ人4人が死亡。

 

ガザ地区北部のガザ市Tuffah地区にある通りで、イスラエル軍の空爆があり、パレスチナ人4人が死亡した。

 

同じく北部のガザ市西部にある、避難所になっていた学校「Mustafa Hafez School」への攻撃で、11人のパレスチナ人が殺害された。

 

さらに「ガザ人道財団」の配給所付近で食料を求めていた人々、51人がイスラエル兵に銃撃され殺された。

 

ガザ地区の病院関係者によれば、7月3日には全域で、イスラエル軍の攻撃により少なくとも101人のパレスチナ人の死亡が確認されたという。

 

サッカー選手の死亡を確認

 

パレスチナの通信社「Wafa」によると、パレスチナのサッカー選手、Muhannad al-Lelee氏が6月30日、イスラエル軍の無人機が発射したミサイルが自宅の寝室に命中し、「重度の頭部外傷と重度の頭蓋内出血」を負ったという。

 

そしてパレスチナ・サッカー協会は7月3日、Muhannad al-Lelee選手の死亡が確認されたと明らかにした。

 

パレスチナ・サッカー協会はSNSに「2023年10月7日以降、パレスチナのスポーツ界で死亡した人の数は585人に上り、そのうちサッカー界では265人が死亡した」と投稿した。

 

ヨルダン川西岸地区でも61歳の男性を射殺

 

またイスラエル軍は、ヨルダン川西岸地区でも激しい暴力を続けており、7月3日には61歳の男性、Walid Hassan Saad Bdeir氏が射殺された。

 

Bdeir氏は、ヨルダン川西岸地区北部にあるNur Shams難民キャンプの入口にいたところ、イスラエル兵による銃撃を受け、大腿部に重傷を負い、病院に搬送された際に死亡が確認されたという。

 

イスラエル軍は過去1カ月間で、ヨルダン川西岸地区で660人のパレスチナ人を逮捕しており、その中には女性25人と子供39人が含まれているそうだ。

 

さらにイスラエル軍は7月3日、停戦中にも関わらず、レバノンの首都ベイルートから南に約12km離れたKhaldeh地区で空爆を実施。車両が攻撃され、1人が死亡、3人が負傷した。(了)

 

出典元:Aljazeera:LIVE: Israel kills more than 100 in Gaza today, 51 who were waiting for aid(7/3)

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