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ウクライナ軍が水中ドローンを使い、ロシア軍の潜水艦を攻撃【動画】

ウクライナ軍が水中ドローンを使い、ロシア軍の潜水艦を攻撃【動画】
X_Richard Woodruff

ウクライナ軍は、港に停泊していたロシア軍の潜水艦に攻撃を加え、大爆発する様子が撮影された。

 

初めて水中ドローンを使い攻撃

 

ウクライナ軍は12月15日、黒海の海軍基地に停泊中のロシアのミサイル潜水艦を、初めて水中ドローンを用いて攻撃し、破壊したと発表した。

 

ウクライナ保安庁(SBU)によると、ロシア軍は黒海の海軍艦艇を、ウクライナの攻撃の射程外に置くため、クラスノダール地方にあるノボロシスク港に再配置したという。

 

しかしウクライナ側は、自国製の「サブシーベイビー」と呼ばれる水中ドローンを使い、停泊中のロシア軍の潜水艦に命中させた。

 

ロシア軍は、ウクライナの攻撃による潜水艦の損害を否定しているが、動画には、潜水艦が大爆発する様子が映っていた。

 

海戦における「新たな転換点」

 

事実上、艦隊を保有していないウクライナは、無人機とミサイルを用いてロシアの黒海艦隊を攻撃し、クリミア半島の港湾都市セバストポリから追い出そうとしてきた。

 

そして今回攻撃を受けた潜水艦も移動を余儀なくされた1隻とされ、ディーゼル電気推進式で動き、カリブル型巡航ミサイルを少なくとも4発搭載できるという。

 

この巡航ミサイルは、ここ数カ月、ウクライナの電力網に深刻な被害を与えており、ロシア軍による空爆の主力兵器の1つとされている。

 

ウクライナ海軍のDmytro Pletenchuk報道官によれば、潜水艦は最も攻撃が難しい標的であり、今回の攻撃はウクライナとロシアの海戦における「新たな転換点」になるという。

 

またPletenchuk報道官は、潜水艦の修復を水上で行う必要があり、再び攻撃にさらされることになるため、ロシア軍にとって潜水艦の修理は困難だとの見方を示した。(了)

 

出典元:REUTERS:Ukraine says underwater drones hit submarine, but Moscow denies damage(12/15)

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