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元恋人が愛犬を“殺処分”へ…女性が施設に侵入して救出、逮捕状もその後取り下げ

元恋人が愛犬を“殺処分”へ…女性が施設に侵入して救出、逮捕状もその後取り下げ
Naperville Local

アメリカ・テネシー州で昨年12月、女性が動物保護施設に侵入したとして逮捕状が出される事件があった。犯行の動機は、元恋人によって勝手に持ち込まれた愛犬を救うためとされている。

 

元恋人との破局後、愛犬が行方不明に

 

元恋人との別れの後、行方が分からなくなった愛犬“マックス”。数ヵ月後、女性は元恋人がマックスを「安楽死を希望する犬」として殺処分施設(kill shelter)に持ち込んだことを知った。しかも、その翌朝には、殺処分が予定されていたという。

 

閉館後の施設に侵入

 

女性は急いで現場へ向かったが、施設はすでに閉館しており、職員もいなかった。すぐにでもマックスを救いたかった女性は、窓を割って施設内に侵入し、警報が鳴り響く中で犬舎を一つずつ探し回ったという。監視カメラには、マックスを探す姿が映っていた。女性はマックスを見つけると、そのまま抱きかかえて施設を後にした。

 

翌朝、職員が破損した窓とマックスがいなくなったことに気づいて通報。警察が捜査を開始し、女性には住居侵入や窃盗の容疑で逮捕状が出された。

 

容疑は取り下げに

 

自分に逮捕状が出されたことを知った女性は、数日後に弁護士とともにマックスを連れて出頭した。弁護士は、犬の所有権が女性にあることを示す資料を提示し、男性には譲渡する権利がないことを主張した。さらに施設では、元恋人の所有権確認が十分に行われていなかったと指摘した。

 

また、警察は、防犯カメラの映像から女性が施設に侵入してマックスを連れ出す様子を確認した。しかし、犬の所有権が女性にあることなどから窃盗を目的とした行為ではないと判断された。施設の窓の修理費などは女性が負担することになったが、女性への刑事容疑はすべて取り下げられることとなった。

 

SNSで拡散

 

この事件は2025年12月に報じられており、2月28日にSNSで再び拡散された。

 

 

SNS上では、「自分でも同じことをする」など彼女の行動を擁護する声が多く、ペットの所有者ではない人物が保護施設に譲渡できてしまったことについて疑問の声も多い。その点について、地元メディアのNaperville Localは、このケースについて法律専門家の見解を紹介。「このケースは、動物保護施設の受け入れ手続きに潜む問題点を浮き彫りにした」としている。

 

出典元:Naperville Local「Woman Breaks Into Animal Shelter to Rescue Dog After Ex-Boyfriend Surrendered Him for Euthanasia, Charges Later Dropped」(12/26)

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