人型ロボットが路上で高齢女性を驚かせ、警察に拘留される

人型ロボットが警察に拘留されるというSFじみた出来事が、中国の特別行政区·マカオの路上であった。そのロボットが高齢女性を路上で怖がらせた、というのが拘留の理由だ。
女性に背後から近づいたロボット
マカオ治安警察は今月10日、パタネ地区でロボットに驚かされた70才女性が病院で検査·治療を受けたことを公表した。マカオで初めて発生した、人とロボットが関わる事件であるとのこと。
現地メディアによれば、その日の午後9時頃、被害者女性が路上で立ち止まってスマートフォンを使用していたところ、背後のすぐ近くに「何か」がいるのを感じたそう。振り返るとそれがロボットだったので、彼女はひどく驚いた。
通りがかった人が撮影した動画には、驚いた彼女が怒り始め、ロボットを怒鳴りつける様子が映っている。「お前のおかげで心臓がバクバクしただろ!他にやることいっぱいあるだろ、こんなことして何か意味があるのか?頭おかしいのか?」と彼女は広東語でまくし立てている。動画の最後には、ロボットが警察官に連れて行かれる様子が映っている。
The First Humanoid Robot Arrested by Police🤖👮♀️
One night in Macau, a citizen was taking a walk with his humanoid robot (Unitree G1).
A passing woman yelled at him (perhaps frightening her), essentially saying, “Why bother with this when there are so many other things to do?… pic.twitter.com/moCBhsDeRW
— CyberRobo (@CyberRobooo) March 7, 2026
現地警察によると、女性とロボットの間に物理的な接触はなかったとのこと。しかし彼女はロボットに驚いたことで体調が悪くなったと感じたため、病院で検査·治療を受けたと報じられている。
「教育センター」のプロモーションだった
このロボットは、近辺にある私設の「教育センター(Study Hard Education Centre)」が所有しているものであることが後に判明した。事件のあった時は、50代の地元男性がロボットを遠隔操作していた。
その男性は警察に対し、ロボットをテストしており、今後さらに操作を改善して同センターのプロモーションに活用する目的だったと説明している。同センターはこれまでに他の地区でも同様の活動を行っていた。
警察はロボットを操作していた男性に対し、公衆の場でロボットを運用する際はより慎重に行い、歩行者を危険にさらしたり驚かせたりしないよう注意を促した。(了)
出典元:New York Post:Humanoid robot ‘detained’ by cops — after terrorizing elderly woman on the street(3/13)
出典元:The Macau Post Daily:Elderly woman startled by robot walking along the street: Macau police(3/11)


























