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米軍のF-35戦闘機がイランの攻撃を受け、緊急着陸

米軍のF-35戦闘機がイランの攻撃を受け、緊急着陸
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アメリカ軍のF-35ステルス戦闘機が、任務中にイランからの攻撃を受け、緊急着陸した。

 

米戦闘機が攻撃を受けたのは初めて

 

アメリカ中央軍(CENTCOM)によれば、その戦闘機は3月18日の深夜直前に、イラン上空での戦闘任務を行っていたという。

 

その後、イラン軍から攻撃を受け、F-35戦闘機は中東にあるアメリカ軍基地に緊急着陸したそうだ。

 

機体がどの程度損害を受けたのかは、明らかにされていない。しかしパイロットの容体は安定しているという。

 

この戦争で、アメリカ軍の戦闘機がイラン軍から攻撃を受けたのは、今回が初めてとされている。

 

地上部隊をイランへ派遣しない

 

ピート・ヘグセス国防長官は3月19日、アメリカ軍がイランに対し、戦争開始以来、最大規模の攻撃を実施すると発表した。

 

その一方、記者から作戦終了時期を聞かれ、ヘグセス長官は具体的な時期の明言を避け、「明確な期限を設定するつもりはないが、これまで述べてきたように、計画通りに進んでいる」と語った。

 

同時にヘグセス国防長官は、戦争を遂行するための資金として、さらに2000億ドル(約32兆円)の承認を議会に求めたことを明らかにした。

 

一方、トランプ大統領は従来の主張を変更し、アメリカ軍の地上部隊をイランに派遣する計画はないと述べ、作戦は「予定より早く進んでいる」と主張したという。

 

またトランプ大統領は3月20日、「我々は、目標達成に非常に近づいており、イランのテロ政権に対する中東における大規模な軍事努力を、徐々に終結させることを検討している」とも述べたという。

 

またトランプ氏は、アメリカがホルムズ海峡を使用していないため、使用する他国が「保護と警備活動」を行う必要があるという主張を繰り返した。

 

イラン産原油への制裁を解除か?

 

アメリカのスコット・ベッセント財務長官は19日、原油価格の高騰を緩和するための取り組みとして、すでに海上輸送中のイラン産原油に対する制裁を解除する可能性があるとし、「FOXビジネス」の番組で次のように述べた。

 

「今後数日のうちに、海上輸送中のイラン産原油に対する制裁を解除する可能性がある。約1億4000万バレルだ。要するに、我々はイラン産原油を利用し、この作戦を継続する中で、今後10日間、あるいは14日間は原油の価格を低く抑えるつもりだ」

 

その上でベッセント財務長官は、制裁解除によって原油が他の地域へ輸出され、世界の供給量が増加するため、原油価格が下がると示唆した。

 

しかしこれは、数十年にわたりイラン産原油に制裁を課してきた、アメリカ政府の政策における大きな転換となる。

 

現在、イランのタンカーはホルムズ海峡を通過できており、戦争開始以来、原油輸出量を実際に増加させているという。そして制裁が解除されれば、イラン側は高値になっている原油を販売し、より多くの利益が得られると考えられている。

 

イスラエルによるイランのガス田への攻撃により、国際的なエネルギー供給の長期的な混乱への懸念が高まり、ガス価格は4年ぶりの高値に急騰、原油価格も再び上昇した。

 

アメリカでもガソリン価格が上昇しており、今後も物価が上昇すると見られ、国民からの経済的不満を抑えるためにも、トランプ氏は対応を迫られている。(了)

 

出典元:ABC News:Iran live updates: F-35 believed to have been struck by Iranian fire, source says(3/20)

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