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プーチン大統領を批判したロシア人の弁護士、数日後に精神病院に入院か?

プーチン大統領を批判したロシア人の弁護士、数日後に精神病院に入院か?
X_Novaya Gazeta Europe

ロシアのプーチン大統領を批判した、かつての支持者が、すでに精神病院に入院しているとの情報が流れている。

 

「支持をやめた5つの理由」

 

その人物とは、弁護士でプーチン支持派だった、イリヤ・レメスロ(Ilya Remeslo)氏(42)だ。

 

彼は以前、プーチン大統領の腐敗を暴こうとしていた野党指導者のナワリヌイ氏を、痛烈に批判してきた人物だ。

 

しかしそのレメスロ氏が3月17日、テレグラムに「私がウラジーミル・プーチンへの支持をやめた5つの理由」と題した長文を投稿。この行動は、プーチン支持者と批判者の双方に衝撃を与えたという。

 

「プーチンは正当な大統領ではない」

 

レメスロ氏はその投稿の中で、理由の1つとして、ロシア軍によるウクライナ侵攻を挙げ、「全く行き詰まりの戦争」と断じた。

 

また、ロシア政府が「経済と国民の福祉に甚大な損害を与えた」と非難し、ロシア政府によるインターネットとデジタル分野の自由を抑圧するキャンペーン、特に国内で最も人気のあるメッセージアプリ「テレグラム」の禁止を批判したという。

 

さらにレメスロ氏は、プーチン大統領が権力の座に長く居座りすぎていると批判し、「少なくとも150年間は権力の座に居座るつもりだ」とまで主張。

 

「プーチン氏が、有権者を尊重せず、彼らの声に耳を傾けようともしない」と書き込み、ロシアの指導者は反対派を一掃し、あえて声を上げた者は亡命するか、あるいは死んでいると述べた。

 

そして最後に、レメスロ氏は「結論として、ウラジーミル・プーチンは正当な大統領ではない。ウラジーミル・プーチンは辞任し、戦争犯罪人および窃盗犯として裁判にかけられるべきだ」と書き込んだという。

 

「ハッキングされた」などの疑惑が浮上

 

ウクライナ侵攻以来、ロシア政府は情報統制を強め、国民生活を抑圧し続けてきたが、そのような中での公然たる批判は、人々を驚かしたようだ。

 

実際、プーチン支持派の一部は、レメスロ氏のアカウントがハッキングされたのではないか、また彼が人質に取られているのではないか、あるいは何らかの理由で正気を失ったのではないかと推測していたという。

 

しかしそのような反応に対し、レメスロ氏はテレグラムへの投稿で、「ハッキング被害は受けておらず、ロシア国内に留まり、自身の意見は変わらない」と断言した。

 

メディアが精神病院への入院を報道

 

そしてレメスロ氏は3月18日、突然投稿を停止し、事態が大きく変わっていった。

 

翌19日、ロシアのニュースサイト「Fontanka」は、レメスロ氏がサンクトペテルブルクにある「Skvortsov-Stepanov第3精神病院」に入院したと報じた。

 

NBCニュースが3月20日に同病院に電話したところ、イリヤ・レメスロという名前と一致する人物が、確かに同病院に入院しているとの答えが返ってきたという。

 

ただし入院の理由について、病院側は患者の家族にしか明かせないと述べたそうだ。(了)

 

出典元:NBC:A Kremlin loyalist suddenly turned against Putin. A day later, he was in a psychiatric hospital.(3/21)

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