flickr by Jack Barber

オーストラリアのある女性が遭った災難が、ネット上で話題となっている。

昨年末にベビーシッターを請け負ったというこの女性、仕事を終え報酬の支払いを頼んだところ、なんと依頼主の母親から拒否されたというのだ。

最終的に母親からメッセージをブロックされてしまい、連絡が取れなくなったという。女性とのやり取りを見たネットユーザーからは、非常識だとして母親への批判が相次いでいる。

「タダでアイスクリームを食べたんでしょう？」

テキストメッセージのやり取りは、女性が仕事を終えて帰宅、翌日に集金に訪れてよいか尋ねるところから始まっている。

「今日は○○（プライバシー上、名前は隠されている）と○○のお世話をできて光栄でした。とても楽しかったわ。明日の午後2時、報酬を受け取りに立ち寄っても構わないですか？」

それに対し、信じられない答えが返ってきたそうだ。

「支払いが含まれているとは知らなかったわ。タダでアイスクリームを食べられて、楽しい1日を過ごしたんでしょう…思い違いをさせたようで申し訳ないわ。」

思いがけない返事に言葉に詰まった女性、しかし事前に時給16ドルで話し合いがついていることを伝えた。

すると、母親から証拠となるメッセージを見せるよう要求されたという。

証拠を示すも聞き入れない母親

そこで女性は、事前のやり取りのコピーを母親に送付した。

そこには、「時給16ドルでどうかしら？」と母親自らが女性に提案しているメッセージが残されていた。

この動かぬ証拠を見せられた母親だが、「メッセージは頻繁に消すので」と一蹴。全く意に介していないようだ。

女性は、子供を見るのは好きだが、仕事としてやっていることを主張。すると、母親から返ってきた返事はこうだった。

「何を思い上がっているの？20ドルで折り合いつけない？」

最終的に女性を罵倒し、ブロックした母親

この先のやり取りはこう続いたという。

女性　「いいえ、私は時給16ドルで、あなたの子供たちを８時間みたのよ。合計で128ドルです。」

母親　「たった1日で128ドルなんて支払えないわ！彼らはとても聞き分けの良い子供よ。」

女性　「これは議論ではなく、あなたは約束したのよ。証拠も残っているでしょう。お願い、100ドルでいいから。」

女性の必死の願いも聞かず、母親からの最後のメッセージはこうだったそうだ。

「全くもって無理よ（支払えないという意）。こんな、アバズレ女に子供たちを任さなければよかったわ。今からあなたをブロックするから。２度と連絡してこないで！」

その後、女性は「あなた本気？」と送ったものの、相手は既にブロックをかけたため、送信することが出来なくなったという。

ネットでは母親への批判が集中

このやり取りを聞いた女性の姉妹が、一連のメッセージをネットに投稿。それを読んだユーザからは、常識知らずだとして母親への批判が相次いだ。

その中には、「絶対に勝利するから少額訴訟に持ち込むべき」、「依頼主の名前を公開し、職場や近所、知り合いに知らせるべき」、「依頼主の夫に相談するべき」等のアドバイスが寄せられたという。

とんだ災難を被った女性だが、彼女にきちんと報酬が支払われるよう願ってやまない。（了）

出典元：msn usa：Babysitter slams mother-of-two for refusing to pay her after 8 hours of work – with the excuse being she ‘got free ice cream and a day of fun’ (1/2)

出典元：Reddit：Sister sent me this…she was blocked immediately after (2018/12/31)