独へ向かうはずの旅客機がスコットランドへ着陸、目的地を間違う珍事が発生
イギリスで旅客機が全く違った目的地へ着陸するという、前代未聞の珍事が起きた。
ドイツのデュッセルドルフに着陸予定だった
その旅客機とはブリティッシュ・エアウェイズ(BA)が所有する機体で、当時はドイツを拠点にする航空サービス会社の「WDL Aviation」にリースされ、彼らが操縦など運用をしていたという。
そして3月25日の午前7時47分、この3271便はロンドン・シティ空港を離陸。約1時間20分後には、ドイツ東部のデュッセルドルフの空港に着陸する予定だったそうだ。
しかしこの旅客機が午前9時に着陸した場所は、全く別な場所、なんとスコットランドのエジンバラだった。
「ようこそエジンバラへ」というアナウンスを聞いた乗客はびっくり。また客室乗務員の男性も誤った目的地についたことに気づき、慌てて謝罪し、カメラで撮影しないよう乗客にお願いしたという。
現在、調査が進められている
この状況に対し、あるツイッターユーザーのSon TranさんはBAに「ロンドンの空港からデュッセルドルフへ向かう今朝のフライトが、どうしてエジンバラに着陸したのか、説明してくれないか」とツイート。
一方この事態を面白がる人もおり、あるユーザーは「もし抽選でミステリーツアー航空チケットが買えるなら、人気が出ると思うよ」と投稿した。
しかし他の乗客の中には、予定されていたフライトが信頼できないことに不安を覚える人もいたという。
この旅客機のパイロットはやはり、スコットランドの首都へ向かうフライトプランを渡されたそうだが、BAではなぜそのようなことになったのか、現在調べを行っているそうだ。
その後、この旅客機はエジンバラの空港で燃料を再注入。午前10時30分には離陸し、デュッセルドルフへ到着したとみられている。(了)
出典元:MailOnline:‘No-one to Edinburgh? Holy schmoly!’ Hilarious moment air steward realises his flight to Dusseldorf has wrongly landed in Scotland… then begs passengers not to start filming(3/26)
出典元:The Guardian:British Airways flight to Düsseldorf lands in Edinburgh by mistake(3/25)