露で開発されている武器を搭載したドローン、目標を破壊する動画が恐ろしい
昨年から空港に侵入するなどして大きなトラブルを引き起こしているドローン。
ロシアでは武器を搭載した新たなドローンが開発され、性能を示す動画が公開された。
ロシア国営企業が開発
現代兵器を紹介するサイト「Foxtrot Alpha」によれば、この新しいドローンはロシア国営の武器メーカー「Almaz Antey」によって、特許がすでに取得されているという。
この企業はロシア軍と契約し、さまざまな武器の製造開発を手がけており、以前はもっとも強力な「40N6ミサイル」を開発したこともあるそうだ。
今回開発されたドローンには、12口径のショットガンが搭載されており、遠隔操作で離陸。やがて目標に接近し、ショットガンを放ち、見事バルーンや他のラジコン飛行機を撃墜した。その様子が下になる。
試作段階、目的は明らかにされず
このドローンの開発は2016年から始められ、モスクワ航空研究所において「Almaz Antey」に所属する学生によって進められてきたという。
ただしまだ試作段階とされ、またどのような目的で作られたのかも明らかにされていない。
昨年、ドローンはイギリスの空港内に侵入し、空のダイヤを大混乱に陥らせたり、刑務所内に禁止されている物を届けたりする事件も起こしてきた。
これを使えば、そのような悪質なドローンを撃墜することは可能になるが、同時に技術が盗まれれば、テロなどにも利用されかねない。
このような兵器で、新たな悲劇が生まれないことを願う。(了)
出典元:MailOnline:Russia’s terrifying drone armed with a shotgun: Footage shows new flying weapon shooting down balloon and model aircraft in awesome display(3/30)
出典元:FOXTROT ALPHA:Russia’s Shotgun-Wielding Drone Is the Flying Nightmare You Didn’t Know You Had(3/29)