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イスラエルの学生ら1600年前の金貨見つける、非常に珍しい発見として注目

イスラエルの学生ら1600年前の金貨見つける、非常に珍しい発見として注目

イスラエルの学生らが、1600年前の金貨を発見し注目を集めている。

 

スポーツ中に金貨発見、教師が政府機関に連絡

 

1600年前の金貨を発見したとして注目を集めるのは、イスラエル北部のイファットに位置する「Haemeq Hamaaravi High School」に通う4人の学生たちだ。

 

当時、Ido Kadoshさん、Ofir Sigalさん、Dotan Millerさん、そしてHarel Grinさんらは、川沿いでスポーツを行っていたという。

 

しかし金貨の発見が重大なものであることに気付いた4人は、学校で地理と歴史を担当する教師Zohar Porshyanさんにこの件を報告。

 

Porshyanさんが同国の考古学庁に連絡し、金貨の発見が明るみに出ることとなった。

 

4人はこれにより考古学庁から表彰されている。

 

発見された金貨とはどんなもの?

 

発見された金貨は一体どのようなものなのだろうか。

 

イスラエル考古学庁のGabriela Bijovsky氏によると、“発見された金貨は、西暦420~423年頃にコンスタンティノープル(現在のイスタンブール)でテオドシウス2世によって製造されたソリドゥス金貨だ”とのこと。

 

テオドシウス2世は7歳にして東ローマ帝国皇帝に即位し、ローマ法の法典である「テオドシウス法典」を整備したことで知られる。

 

4.5グラムほどの重量の金貨の片面には皇帝の姿が描かれ、もう片面には十字架の杖を持つ勝利の女神が描かれている。

 

 

Bijovsky氏によると、類似した硬貨は東ローマ帝国のものが知られる一方、このような金貨がイスラエル国内で発見されるのは初めてだという。

 

金貨が発見されにくい理由として、考古学庁のNir Distelfeld氏は「金貨の価値は非常に高く、所有者は失くさぬように気を配るため、一つの金貨が発見されることは珍しい」としている。

 

発見が相次ぐイスラエルにおける東ローマ帝国時代の遺産

 

一方、近年イスラエルではこのような発見が相次いでいる。

 

昨年にはイスラエル南部のネゲヴ砂漠に位置する教会から、これまで知られていなかったイエス・キリストの顔を描いた1500年前の絵画を発見。

 

さらに昨年にはエルサレム近郊の古くから残る教会の敷地内で、東ローマ帝国時代の西暦4世紀から6世紀の間に建設されたとみられる1500年前のプールと噴水も見つかっている。

 

 

4人の学生によって発見されることとなった1600年前の金貨。イスラエルで今後も新たな遺産が発見されるのが楽しみだ。(了)

 

出典:Fox News:Schoolkids discover 1,600-year-old gold coin(4/18)

出典:The Times of Israel1,600-year-old gold coin of emperor who abolished Sanhedrin discovered by pupils(4/16)

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