インドで少年が無数の歯を持っていると判明、手術して526本取り除く
インドで顎の腫れた少年が病院へ連れて行かれ、その結果無数の歯を取り除くことになった。
下顎の右側に数百個の塊
地元のメディアによれば、その少年は7歳で、名前はRavindranathだという。
彼は長い間顎が腫れており、先日ついに病院へ連れて行かれたそうだ。
そして医者がスキャンを行ったところ、Ravindranath君の下顎の右側に数百個の塊のようなものを発見。すぐに手術が行われたという。
その結果、医者は彼の口の中で歯のように成長していた526の小歯状突起を取り除いたそうだ。それらの歯は全て、腫瘍(嚢)の中に入っていたとか。
Tamil Nadu: 526 teeth were removed from the lower jaw of a 7-year-old boy at a hospital in Chennai. Dr Senthilnathan says, "A 4×3 cm tumour was removed from the lower right side of his jaw, after that, we came to know that 526 teeth were present there." pic.twitter.com/yBGohNBa7r
— ANI (@ANI) July 31, 2019
大きさはさまざま、歯冠や歯根があった
この手術はタミル・ナードゥ州のチェンナイにある、Saveetha Dental College and Hospitalにおいて行われ、5時間もかかったと言われている。
また歯はそれぞれサイズが異なっており、0.1mmから15mmまでとさまざまで、最も小さなものでも歯冠や歯根を持っており、エナメルでコーティングされていたそうだ。
手術を行ったPratibha Ramani博士も、地元メディアに対して「1つの場所にこれだけ多くの歯があるのを見たことがありません」と述べている。
また父親のParbhuさんによれば、Ravindranath君の顎は3歳のころから膨れ始めたという。
医者はどんな種類の腫瘍なのか言及しておらず、Ravindranath君のオリジナルの歯は左側しか残っていないと述べているが、顎を再構築するための手術は必要ないそうだ。
2017年には17歳の人が232の小歯状突起を取り除いたことがあるが、この時は複合性歯牙腫が原因だとされている。(了)
出典元:MailOnline:Indian boy, seven, has 526 ‘TEETH’ removed from his mouth ‘after his parents took him to hospital with a swollen jaw’(7/31)