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ちょっと不気味?NZに設置された手の形のアート作品に住民も困惑

ちょっと不気味?NZに設置された手の形のアート作品に住民も困惑
Twitter/Wellington_NZ

ニュージーランドの美術館の屋根に、人の顔をした手の彫刻が設置され、注目を集めている。

 

地震で被害を受けた街を見下ろす

 

その像は8月19日の朝(現地時間)、ニュージーランドの首都、ウェリントンにある「City Gallery」の屋根に設置されたという。

 

このアート作品は高さが16フィート(約4.9m)もあり、名前は「Quasi」。2016年にアーティストのRonnie van Houtさんによって作られたそうだ。

 

そしてヘリコプターで運ばれ、2016年の大きな地震で被害を受けた「Civic Square」を見下ろすようにして、美術館の屋根に置かれたと言われている。

 

ネットでも作品が酷評される

 

しかしこの作品を見た住人らは、「不愉快」や「不安になる」として困惑しているという。

 

またネットでも「これは最も醜く、不安にさせるアート作品だ」や「悪夢のような作品だ」「ウェリントンの人々は恐怖を感じているでしょう」といった声も寄せられた。

 

さらにトランプ大統領や、「アダムズ・ファミリー」のキャラクターのようだとの意見もあったそうだ。

 

「僕たちを守ってくれている」

 

しかし美術館によれば、この像は作者であるHoutさんの体の一部をスキャンして作られた、「部分的自画像」だという。

 

またこの作品は、ビクトル・ユーゴーの「ノートルダムのせむし男」に登場する、大聖堂の鐘つき男・カジモド(Quasimodo)をモチーフにして作られたそうだ。

 

そのためある人物は「この彫刻になぜ、人々が不満を持つのか僕には分からない。Quasiは街を見渡し、僕たちを守ってくれているんだよ」と述べている。

 

この像はもともとクライストチャーチのアートギャラリーに設置されていたが、今回ウェリントンに貸し出され、今後3年間飾られることになるという。(了)

 

 

出典元:MailOnline:Creepy 16ft sculpture of giant hand that looks like Donald Trump terrifies locals after it is installed on roof of New Zealand gallery(8/19)

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