イギリスの地下鉄の広告が「ネコ」一色に変身、その理由とは?
イギリスの地下鉄に貼られていた広告が、ネコのポスターなどに置き換わったとして、メディアで紹介されている。
60枚以上のネコのポスターが並ぶ
そのネコの広告が貼られるようになったのは、南ロンドンにある地下鉄のクラッパム・コモン駅とされている。
その地下道にはこれまで飲み物や不動産関係など、通常の広告が貼られていたが、それらの多くがネコの広告に変わったという。
貼られたネコのポスターは全部で68枚。そこには子ネコや大人のネコなどの、可愛らしい姿が映っていた。
単にかわいいネコを選んだわけではない
この広告入れ替えプロジェクトを行ったのは、市民団体「Citizens Advertising Takeover Service(CATS)」だ。
彼らはクラウドファンディングで資金を募り、ボランティアとして広告の入れ替えを実行に移したという。
ただし彼らは単にかわいいネコを選び、ポスターを作ったわけではない。
「CATS」は、里親を必要としているネコたちを広告に掲載することを決めたそうだ。
このため地下鉄のポスターに映っているネコたちの多くは、イギリス最大のネコの保護団体「Cats Protection」や「Battersea Dogs and Cats Home」に預けられているという。
なんとも素晴らしいアイディアだが、これで多くのネコたちが引き取られていくのを願うばかりだ。(了)
出典元:METRO:Every advert in a London Underground station has been replaced with cat photos(9/12)