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NZの市がイギリス海軍の将校の像を撤去、マオリ族の要請を受けて

NZの市がイギリス海軍の将校の像を撤去、マオリ族の要請を受けて
Twitter/EjeCentral

ニュージーランドのある市が、街に設置されていたイギリス海軍の将校のブロンズ像を撤去したとして、注目を集めている。

 

マオリ族の人々を殺した「モンスター」

 

そのブロンズ像とは、イギリス海軍のJohn Fane Charles Hamilton艦長の姿を表したもの。

 

Hamilton艦長は1860年代に先住民であるマオリ族の人々を多く殺害し、現在もマオリ族の人々はこの人物を「残忍な人間」や「モンスター」と呼んでいるという。

 

そして今回、マオリの「Waikato-Tainui族(iwi族)」から正式に撤去要請が出され、12日にハミルトン市がブロンズ像の撤去を行った。

 

市の名前もこの人物にちなんで付けられた

 

ハミルトン市のPaula Southgate市長は、声明で次のように語っている。

 

「私たちは世界中で起きていることを無視することはできませんし、無視すべきではありません。私たちが文化とコミュニティの間で寛容や理解を育もうとしている現在、私はこの像がこれらのギャップを埋める架橋として役立つとは思いません」

 

しかしそもそもこの街はマオリ族の人々により「Kirikiriroa」と呼ばれていたが、1860年にHamilton艦長にちなんでハミルトン市と命名されたという。

 

またこの像は2013年に寄贈されたが、先日マオリ族の男性は抗議活動として、自分だけでこの像を引き倒すつもりだと公言していたそうだ。

 

このため今回、市は自らブロンズ像の撤去に踏み切ったと考えられている。

 

現在、黒人差別への抗議運動の高まりにより、世界各国で人種差別的な歴史上の人物の像が撤去されているという。(了)

 

 

出典元:Evening Standard:New Zealand city removes statue of British naval captain John Hamilton after he is branded a ‘monster’ by Maori community(6/12)

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