Twitter/blauereiter

高いビルが並ぶ中国の街の中から、忘れ去られていた巨大な仏像が姿を現し、多くの人々を驚かせたという。

マンションの土台になっていた

その仏像が確認されたのは、中国南西部の四川省にある都市、重慶とされている。

仏像は頭部が失われた状態で、植物に覆われており、その上にマンションが建てられていたという。

そして先日、マンションの外壁工事のために、植物を取り除いたところ、巨大な姿を現したそうだ。

高さ9m、左足部分も損傷

仏像は高さが9mもある巨大なもので、両手をお腹の上に載せており、左足の部分もひどく損傷しているという。

しかもこの付近に住む多くの住人は、植物が除去されるまで、ここに大きな仏像があるとは気付かなかったそうだ。

しかし60代の住民は、「私が若かった頃には、ここにありました。その時は、頭部もあったが、その後破壊されました」と語っている。

またこのマンションに長い間住んでいる「Yang」という人物も、昔はこの仏像の近くに寺もあったと証言。しかし1980年代頃、住宅用のビルが建設されてから、寺も取り壊されたと述べている。

「Yang」さんによれば以前、この仏像が約1000年前に建てられたと聞いたことがあるという。文化財を管理している地元当局は、現在この仏像について調査を行っているそうだ。（了）

出典元：Design You Trust：A Giant Headless Buddha Statue Discovered Under A Residential Complex In China

出典元：METRO：Huge headless Buddha statue found propping up block of flats in China(12/10)