氷の上で流されていく少年、釣り人が竿を使い、リールを巻いて救助
ウクライナで氷に乗った子供が川を流されているのが見つかり、意外な方法で救出された。
リールを巻いて氷を引き寄せる
その出来事が起きたのは3月21日、場所はウクライナの首都、キエフを流れるDesenka川だとされている。
当時、11歳の少年が氷の上に残され、ゆっくりと川に流されながらも、助けを求めていたという。
すると近くで釣りをしていた男性、Richard Gordaさん(Ричард Гордаさん)が気づき、少年に向かって竿を使い、小さな重りを付けた釣り糸を投げたそうだ。
やがて少年が釣り糸を掴むと、Gordaさんがリールをゆっくり巻いて、氷を岸に近づけ、無事少年を救助した。その様子がこちら。(下の動画はかなり長いのでご了承いただきたい。釣り糸を飛ばす場面は6分50秒頃)
氷の上に乗って遊んでいた
流される前、この少年を含む複数の子供たちが、川の近くで遊び、氷の上に乗って割れないか確かめていたという。
しかし突然、氷が割れ、他の子供たちはなんとか岸にジャンプに戻ったが、彼は岸から20m離れた場所を流され続けたそうだ。
それでも釣り人のとっさの判断により、少年は濡れもせず救助され、ケガもしていなかったという。
今回の様子はGordaさんが撮影し、動画はその後フェイスブックやYouTubeに投稿された。(了)
出典元:MailOnline:Catch of the day! Moment Ukrainian fisherman saves boy, 11, from drifting ice floe with one remarkable cast(3/22)