フィリピンの親が赤ちゃんに「HTML」と命名、父親はウェブ開発者
フィリピンで、生まれてきた赤ん坊に両親がユニークな名前をつけたとして、ネット・ユーザーを困惑させている。
FBへの投稿がきっかけで話題に
その両親とは、フィリピンのブラカン州の街、Santa Mariaに住んでいるPascual夫妻だ。
父親はウェブ開発の仕事をしているらしく、職業に敬意を表し、生まれてきた子供に「HTML(正式名:Hypertext Markup Language R. Pascual)」と名付けた。HTMLとはウェブページを作る時に使う、言語のこと。
この事実が広まったきっかけは、赤ん坊の叔母にあたるSincerely Pascualさんの投稿だ。彼女は6月10日にフェイスブックにおいて、赤ん坊の写真とともに「世界へようこそ、HTML」と投稿し、甥の名前を明らかにしたところ、たちまち注目を集めたという。
父親の兄弟姉妹もユニークな名前
「HTML」ちゃんは6月10日に、Bocaueの町にある「Bulacan Medical Mission Group Cooperative病院」で誕生。体重は2.25kgあり、健康状態も良好だと見られている。
母親のSalie Rayo Pascualさんは取材に対して、第一子を迎えられたことを喜び、親族も子供の名前に得意になって喜んでいると答えている。
また赤ちゃんの叔母であるSincerelyさんによれば、彼女の兄弟姉妹は「Spaghetti」や「Macaroni」などユニークな名前がつけられているという。
ネットではユーザーが、赤ちゃんの誕生を温かく迎え入れると同時に、珍しい名前への反応が止まず、Sincerelyさんの投稿にも9800件のリアクションや1600件のコメントが寄せられたそうだ。(了)
出典元:INQUIRER:‘HTML’, the name of a baby boy born on June 10, goes viral(6/11)