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イタリアの歯科医が、ワクチン接種を避けようとシリコン製のニセの腕を差し出す

イタリアの歯科医が、ワクチン接種を避けようとシリコン製のニセの腕を差し出す
flickr_GovernmentZA

イタリアで、ワクチンパスポート欲しさに、接種の際にニセの腕を差し出した人物が現れた。(アイキャッチはイメージ)

 

看護師はすぐにおかしいと気づく

 

イタリア北部の都市、ビエラの看護師によれば、その人物は歯科医の男性(57)で、12月2日に新型コロナウイルスのワクチンを接種しようとした時、ニセの腕を出してきたという。

 

そのニセの腕はシリコン製で、皮膚が冷たく、グミのような感じがし、色も薄かったため、すぐに看護師はおかしいと気づいたそうだ。

 

看護師は当初、歯科医の男性が腕を切断し、間違って義手の方を差し出したのかとも思ったが、彼はそのニセの腕にワクチンを打ってほしいと望んでいたという。

 

ワクチンパスポートが欲しかった

 

そこで歯科医のシャツを脱がせてみると、本物の腕とは別に、シリコン製の腕があったそうだ。

 

そのため看護師は、すぐに歯科医がワクチン接種を避けるために、シリコン製の腕を使ってだまそうとしていたと理解したとか。

 

イタリアでは医療従事者にワクチン接種が義務づけられていたが、この歯科医は接種を拒否していたため、すでに出勤停止処分を受けていたという。

 

そして接種会場で問い詰めたところ、歯科医は12月6日からレストラン、映画館、劇場などに入場する際に必要となる「ヘルスパスポート(ワクチンパスポート)」を取得したかったと認めたそうだ。

 

刑事責任を問われる可能性

 

看護師と接種会場にいた関係者は、この出来事を書類として提出。それらが検察にも提出されたため、今後この男性はニセの腕を使ってワクチン接種を受けようとしたことで、刑事責任を問われる可能性も出てきたという。

 

イタリアではワクチン接種率は、12歳以上の対象者の85%と比較的高い。

 

しかし30歳から59歳までの年齢層が最も抵抗感を持っており、350万人近くが未だに初回接種を受けていないという。(了)

 

出典元:ABC News:Italian dentist presents fake arm for vaccine to get pass(12/5)

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