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まるで奴隷時代…ブラジルで警察が容疑者を手錠でバイクにつないで走らせる

まるで奴隷時代…ブラジルで警察が容疑者を手錠でバイクにつないで走らせる
Twitter/UNIÃO NACIONAL DOS ESTUDANTES

ブラジルで、麻薬密売の容疑者がバイクの後ろに手錠で繋がれ、強制的に走らされるショッキングな様子が撮影された。

 

走って追いつこうとする容疑者

 

この場面が目撃された場所は、サンパウロの市街とされている。

 

容疑者の男は、黒人で18歳。麻薬の密売を行っていたとみられ、ブラジル軍警察(憲兵)に逮捕されたという。

 

しかも容疑者は手錠を掛けられ、それをバイクの後部に繋がれ、引きずられながら必死に走って警察官に追いつこうとしていたそうだ。

 

警察とカーチェイスをしてクラッシュ

 

この容疑者は、警察とカーチェイスを行い、リュックに入った麻薬を捨てようとしたが、コントロールを失いクラッシュしたという。

 

その後、容疑者は現場から逃走したが、やがて警察に逮捕され、事故現場に戻されたそうだ。

 

それからバイクの後部に手錠を掛けられ、強制的に走らされた。しかしこの映像により、多くの人が警察の対応を非難している。

 

多くの人から批判が寄せられる

 

警察のオンブズマンであるElizeu Soares Lopes氏は、この驚くべき映像を見て、「奴隷の時代」を思い出したとして、事件の調査を要請している。

 

またサンパウロの憲兵隊も、逮捕の仕方を非難。ブラジル全国学生組合も「不条理、暴挙、この言葉に尽きる!」と抗議した。

 

さらにリオデジャネイロ州選出の下院議員であるDavid Miranda氏も「警察官のバイクに手錠をかけられた黒人男性。憲兵は金持ちの白人容疑者には絶対にそんなことはしない。(略)受け入れられない!」と述べている。(了)

 

出典元:MailOnline:Police officer handcuffs a suspected drug trafficker to the back of his motorbike and drives off forcing the man to run alongside after arresting him in Brazil(12/3)

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