ドイツにあるエリザベス女王の蝋人形、頭がハゲていたことが判明
ドイツの蝋人形館にエリザベス女王の人形が展示されているのだが、帽子の下の頭がハゲていることが明らかとなった。
髪の毛のない状態
その蝋人形館とは、ドイツ北部の港湾都市、ハンブルクにある「Panoptikum」だ。
ここにはエリザベス女王の蝋人形が飾られており、いつもは帽子を被っているのだが、実はその下は頭が禿げて、髪の毛のない状態になっているという。
無論、実際のエリザベス女王の髪の毛はふさふさだ。一体、なぜここの蝋人形は頭が禿げているのだろうか?
RT @MrPaulRobinson: Big shout out to Hamburg’s Panoptikum wax museum for an image that will now haunt my every waking hour pic.twitter.com/AyxzOqwINJ
— The Bookwise Owl (@BookwiseOwl) January 27, 2022
Blick unter den Hut: Die Wachsfigur von Queen Elizabeth II. im Hamburger Panoptikum wird gekämmt. pic.twitter.com/dNBOj0vH0c
— Frans van den Mosselaar (@FvdMosselaar) January 27, 2022
高価な人間の髪の毛を使用
共同経営者であるスザンネ・フェールバー博士は、取材に対し、次のように語ったという。
「私たちの蝋人形には、非常に高価な本物の人間の髪の毛を使っているので、帽子をかぶっている人物の中には、髪の毛が完全にないものもあります。お客さまに見える範囲の髪を取り付けるだけなのです」
またフェールバー博士は、「女王に失礼に当たらないか?」との質問に対しても、次のように答えている。
「これは蝋人形であって本物ではありません、このことは常に念頭に置いておかなければなりません。それに、ドイツでの女王陛下の立場は、イギリスの王室の扱いとは異なります。イギリスでは、マスコミは王室について、より敏感に扱わなければならないのでしょうけれど」
この蝋人形館は、毎年1月になると一般公開を中断し、人形を洗浄したり、髪の毛を洗ったり、衣服をドライクリーニングに出したり、傷の修復作業をしたりしているという。
そして今回、再開に向けて準備中の「舞台裏」の画像をいくつか公開したそうだ。
「Panoptikum」は1879年に開館し、現在はローマ法王ベネディクト16世や、気候変動活動家のグレタ・トゥンベリさん、前ドイツ首相のアンゲラ・メルケル氏など120体以上の蝋人形があると言われている。(了)
出典元:METRO:Waxwork model of the Queen is awkwardly bald underneath her hat(1/27)