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ウクライナ上空で大規模爆発、閃光が夜空を照らす映像が複数投稿される

ウクライナ上空で大規模爆発、閃光が夜空を照らす映像が複数投稿される
Twitter/Moshe Schwartz

ウクライナ上空で、大規模な爆発が起きる映像が、ツイッター上に複数投稿されている。

 

サーモバリック爆弾の可能性

 

動画を投稿したSNSユーザーによれば、この爆発はウクライナ北東部の都市、ハリコフで確認されたと述べている。

 

一見、核爆発のようだが、詳細は明らかになっていない。投稿したユーザーは、真空爆弾としても知られるサーモバリック爆弾(燃料気化爆弾)である可能性を示唆している。

 

ロシアはすでに、戦闘中に真空爆弾を使用したとして非難されている。

 

 

下はハリコフの南東の街、Chuguevでの様子。投稿者は恐らく空港だろう、とコメントしている。

 

 

救助活動の様子。

 

首都の電波塔も攻撃を受ける

 

また3月1日、首都キエフにあるテレビ塔が、ロシア軍のミサイル攻撃を受けた。この攻撃により5人が死亡、5人が負傷したという。

 

 

攻撃後、テレビのチャンネルが映らなくなったが、現在回復作業が進められているようだ。

 

またウクライナ国防省は、バックアップのプログラムにより、近い将来放送が行われるだろうと述べている。

 

原子力潜水艦が訓練に出航

 

一方、プーチン大統領が自国の核戦力を厳戒態勢に置くよう命じた後、ロシア海軍の原子力潜水艦が、訓練に出航したとの情報も出ている。

 

ロシアの北方艦隊は声明の中で、数隻の原子力潜水艦が「荒天時の操縦訓練」を目的とした演習に参加したと発表した。

 

また、ロシア北西部のコラ半島保護の任務を担っている軍艦数隻が演習に参加すると述べている。

 

さらにロシア国防相は、東シベリアのイルクーツク地方で、戦略ミサイル部隊が大陸間弾道ミサイル「Yars」の発射台を森林に分散させ、秘密裏に展開する訓練を行ったと声明で発表。

 

ただしこの訓練が、核抑止部隊を厳戒態勢に置くというプーチン大統領の命令に沿ったものか、または通常の訓練なのかについては、言及していない。

 

アメリカは、ロシアが不必要な緊張を高めていると非難しているが、同時に核兵器の警戒レベルに変化はないとも発表している。(了)

 

出典元:METRO:Catastrophic explosion lights up sky and sends shockwaves through Ukrainian city(3/1)

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war latest: Kyiv TV tower hit, killing five, as Moscow threatens ‘high-precision strikes’ – live(3/1)

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