ウクライナのビルに突入したロシア兵のおまぬけな末路が拡散
続くロシアによるウクライナ侵攻。東欧を拠点としたニュース配信会社のVisegrád 24は、ウクライナ国民のたくましさとユーモアを感じさせる写真を投稿した。
オフィスビルに侵入したロシア兵の末路
Visegrád 24が伝えているところによると、ロシア兵がウクライナ国内のオフィスビルに侵入。屋上へ向かうために「エレベーターに乗車」したものの、ウクライナ人の管理人がエレベーターを停止させたため、閉じ込められてしまったという。
エレベーターが止まった後、困惑するロシア兵の姿を管理人はしっかりと写真に収めていた。
それがこちらだ。
A team of Russian soldiers wanted to use the elevator to reach the roof of an office building.
The Ukrainian administration of the building trapped them inside by cutting off the electricity.
The Ukrainians also used an industrial camera to take this commemorative photo. pic.twitter.com/JwF9tHh1T5
— Visegrád 24 (@visegrad24) March 5, 2022
左上を見ると、2022年3月3日に撮影されたものだということが分かる。
真偽は不明
3月6日には、ウクライナの外交官であるセルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使が、自身のTwitterアカウントでこの画像を投稿。「なぜ階段を使わないのか」といった内容のリプライが寄せられている。
A Russian squad used an elevator to reach the top of a Ukrainian office building. The building engineer trapped them inside by shutting off the electrical power.
And took a group photo for social media. pic.twitter.com/nLbqwO8gzA— セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使 (@KorsunskySergiy) March 6, 2022
しかし、残念ながらこのエピソードが真実かどうかははっきりとはしていない。
もしこの写真が真実だとしたら、ウクライナ国内で戦っているロシア兵は、敵に囲まれた建物でエレベーターを使うほどの未熟な兵士だということだろう。もしかしたらこの笑える画像は、この戦争がロシア兵たちにとっても悲劇的なものであることを象徴しているのかもしれない。(了)