過激ラッパーの葬儀セレモニーで、飾り付けに本人の遺体を使用【アメリカ】
そのラッパー本人が希望していたそうだが、参加者はさぞかし驚いたことだろう。お別れのセレモニー(というかパーティー)会場となったクラブで、人形のように立っていたのは本人の遺体だった。海外メディアが伝えている。
殺害された24才のラッパー
先月19日、Goonewというニックネームで知られたラッパーのMarkelle Morrowさんが、駐車場で銃弾を受け、死亡した。そして今月3日、ワシントンDCの「Bliss」というナイトクラブで、彼とのお別れパーティが開かれた。そのステージ上に、防腐処理を施した本人の遺体が、まるで展示品のように立っていたと報じられている。
現場は数人に撮影され、ツイッターに投稿されている。(下の動画の閲覧には、ご注意いただきたい)
— Backend Pay (@itsopulencebaby) April 4, 2022
Man I had to go look into this shot more and did shorty just GIVE HIM THE MIC LIKE HE GON SING???? pic.twitter.com/aHCDU7U8sG
— Ashley Banks (@lolaaafranglais) April 4, 2022
Our generation is so weird 🤦🏾and people not even fazed by a dead corpse in the club like this 🤯 Rip Goonew but I would never set up funeral arrangements like this 🤦🏾 pic.twitter.com/2wIvcmMkPh
— DayDay…. (@taticalSOSA97) April 4, 2022
本人が望んだこと
遺体に服を着せて立たせるなどという破天荒な演出を、誰が考えたのだろう? 遺族はこのことをどう思っているのだろう? 米メディアが、Morrowさんの家族にインタビューした。母親であるPatrice Morrowさんはこう話す。
「これは私(母親)の希望です。息子のMarkelleが、こういうやり方を私に望んだのです。私たち(家族やファン)は、彼の人生を祝い、彼の再来を祝い、パーティーを楽しみたかったのです。人が悲しんだり涙を流したりすることを、息子は嫌がりました。幸せでいることや、楽しく過ごすことを望んでいました」
遺体を登場させたことに対して、批判の声がかなり多く上がっているようだ。女兄弟の一人、Ariana Morrowさんはそれについてこんなコメントをしている。
「私たち(家族)には、釈明しようという気などありません。誰が、どんなネガティブなことを言っても、私たちは気にしませんから。まったく気にしません。『彼の母さんはこんなことを許さないはずだ』と言ってる人がいますが、残念でした、母親は許しましたから。私たちと一緒に、あの時ステージに居ましたよ」
もう一人の女兄弟であるPatrice Vincentさんはこう言う。
「彼(Morrow)はレジェンドです。キングです。まったくあのようなやり方で、人前に姿を現したいと望んでいました。もちろん礼節に反することだし、敬意を欠いているし、無神経なことではあります。でも、それが嫌なら話題にしなければいいでしょう。私たちが、私たちのやり方で悲しむのを、邪魔しないで欲しいだけです」(了)
出典元:TheIndianExpress:Murdered rapper’s body used as prop at funeral ceremony, netizens find it unsettling(4/6)
出典元:meaww:Goonew’s FINAL WISH was to have his embalmed body propped up at funeral, mom reveals amidst backlash(4/6)
出典元:CrashRader:Markelle Morrow of Washington, D.C. dies in fatal Prince George’s County shooting(3/19)