ケニアでライオンの目撃情報、調べてみたら意外過ぎるものだった!
ケニアでライオンの目撃情報が寄せられ、警戒が呼び掛けられたが、その後意外なものだと明らかになった。
雇用主の家の近くで目撃
その出来事が起きたのは、ケニア山国立公園からわずか1キロのキンヤナ村とされている。
先日、この村の農業従事者が雇用主の家の近くで、ライオンと思われる動物を目撃し、警報を発したという。
地元のサイラス・ムビジウェ警察署長は、この地域で野生のライオンが目撃されたことは最近なかったが、住民から家畜が行方不明になったという苦情があったと語っている。
ライオンがプリントされたバッグ
ムビジウェ警察署長によれば、彼らはこの事件に注意を払い、真剣に扱い、まず村人全員の安全を確認して、その後、野生動物保護当局に通報したという。
やがて野生動物保護官が現場に呼ばれ、調査。しかしライオンと思われたものは、顔がプリントされたバッグだったそうだ。
On arrival, KWS rangers were astonished to find out that the ‘alleged lion’ was a lion printed carrier bag.
Despite this being a false alarm, we laud the public for raising an alarm in order to mitigate a possible conflict. pic.twitter.com/spiYlpNNso
— Kenya Wildlife Service (@kwskenya) May 5, 2022
In an interesting turn of events, we received numerous reports from locals at Kiangua location, Meru County of a lion hiding in a hedge
KWS Meru team swiftly rushed to scene in a bid to mitigate a possible Human Wildlife Conflict case. pic.twitter.com/K0up1GH6d6
— Kenya Wildlife Service (@kwskenya) May 5, 2022
そのバッグにはアボカドの苗が入っており、家の所有者が、乾燥を防ぐために生け垣に置いたものだったとか。
しかし野生動物保護官が来た時、帰宅した家主は生垣とは反対の方向から、家に入るように促されたため、バッグには気づかなかったという。
結局誤報だったのだが、ケニア野生生物局は「ライオンとの衝突の可能性を軽減するために一般市民が警報を発した」ことを称賛しているそうだ。(了)
出典元:BBC:Kenya alarm after carrier bag mistaken for stray lion(5/5)