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競技20分前に襲撃された陸上選手、血を吐きながらも出場し、優勝【フランス】

競技20分前に襲撃された陸上選手、血を吐きながらも出場し、優勝【フランス】
Twitter/FFAthlétisme@FFAthletisme

6月25日、フランス北西部の都市カーンで開催された陸上競技選手権大会で、ドラマチックな出来事があった。

 

暴漢に襲われた選手

 

その大会で男子400mハードルに出場するWilfried Happio選手(23才)は、スタートの20分前に何者かに襲われ、怪我を負った。報道によれば、Wilfried選手は体の数カ所に切り傷を負い、さらに、咳き込んだ際に血を吐いたとのこと。

 

彼を襲った暴漢を最初に取り押さえたのはコーチのOlivier Vallaeysさんだった。海外メディアの取材を受けた彼はこう話している。

 

「どこからともなく一人の男が現れ、このWilfried Happioは間違いなく本人か、と私に聞いたんです。そして、いきなり彼に飛びかかった。それは競技の20分前で、私とWilfried選手は招集所(競技前に選手が集まる部屋)に行く準備が出来たところでした。ショッキングでした。その男は逮捕されました。Wilfried選手は大丈夫です」

 

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怪我を押して走り優勝

 

Wilfried選手はその後、病院には直行せず、400mハードルに出場した。負傷した片目を応急処置し、ヘアバンドを眼帯代わりにして走った。結果は、自己ベストの48秒57で1位。フランス国内のチャンピオンとなった。その時の動画が、フランス陸上競技連盟の公式ツイッターにアップされている。

 

 

競技の後、病院で診察を受けたところ、切り傷と打撲傷の他に微細骨折が発見されたと伝えられているが、概ね元気であるとのこと。

 

暴漢がWilfried選手を襲った理由については、今のところはっきりしたことは判っていない。「これは互いに知った者同士のプライベートな揉め事」と見ているメディアもある。

 

Wilfried選手はメディアの取材に対し、「このことをいつまでもズルズルと考えていたくない。後のことはふさわしい人たちにお任せするつもりだ」と話している。(了)

 

出典元:The Western Journal:Athlete Wins Race 20 Min After Being Assaulted, Coughing up Blood – Becomes Nat’l Champ(6/26)

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