メキシコの村長がワニと結婚!その理由とは?
メキシコで村長とワニの結婚式が行われ、その様子が公開されている。
ワニがウェディング・ドレスも着用
結婚式が行われたのは、メキシコ南西部のサンペドロ・ワメルラ村とされている。
その村のビクター・ウーゴ・ソーサ村長は先日、7歳になるワニ「リトル・プリンセス」と結婚したという。
「リトル・プリンセス」にはウェディング・ドレスが着せられ、市長を噛まないよう口は縛られ、結婚式において市長はワニにキスをしたそうだ。
その後、トランペットや太鼓が鳴り響く中、市長はワニを抱えて街を歩き、皆から祝福されたとか。
In an age-old ritual, a Mexican mayor married his alligator bride to secure abundance. Victor Hugo Sosa sealed the nuptials by kissing the alligator’s snout https://t.co/jwKquOPg93 pic.twitter.com/Vmqh4GpEJu
— Reuters (@Reuters) July 1, 2022
ワニは母なる大地の神
実は、この結婚式は先住民の古くからの伝統儀式の一環で、ワニは母なる大地を象徴する神と考えられているという。
また地元のリーダーとワニとの結婚は、人間と神との結びつきを象徴し、村に自然の恵みがもたらされることを祈るものになっているそうだ。
この儀式は、オアハカ州の先住民族であるチョンタル族とウアベ族の間で、何世紀も前から、スペインに征服される以前から、行われてきたと考えられている。
ソーサ村長は「私たちは、十分な雨、十分な食料、川に魚がいることを自然にお願いしているのです」と語っている。(了)
出典元:Mirror:Mexican mayor marries alligator wearing wedding dress before giving new bride a kiss(7/1)