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2人のロシア人が動員から逃れるため、小型船でアラスカに渡り、亡命を申請

2人のロシア人が動員から逃れるため、小型船でアラスカに渡り、亡命を申請
flickr_ShoreZone

2人のロシア人が国外逃亡を図り、小型船でアラスカへ到着して、アメリカへの亡命を希望しているという。

 

小型船でアラスカの離島に上陸

 

この内容は10月6日に、アラスカ州のリーサ・マーカウスキー上院議員によって発表され、ロシア人らはベーリング海に浮かぶアラスカの離島に小型船で上陸したそうだ。

 

広報担当者のカリーナ・ボルガー氏は、現在アメリカの沿岸警備隊や税関・国境警備局と連絡を取っており、「ロシア国民が強制兵役を逃れるために、ロシア東海岸の沿岸地域の一つから逃亡し、亡命を希望している」と報告している。

 

またアメリカ国土安全保障省も、「2人は審査と吟味のプロセスを含む検査のためにアンカレッジに搬送され、その後、移民国籍法に基づき、該当するアメリカ移民法に従って処理された」としている。

 

アラスカ先住民の暮らすビーチに到着

 

国土安全保障省によれば、ロシア人2人は10月4日に小型船でアラスカの離島、セント・ローレンス島の町、ガンベル付近のビーチに上陸したという。

 

ガンベルは、人口約600人の孤立したアラスカ先住民のコミュニティがある町とされている。

 

 

ただし当時は、ロシア人がどこから来たのか、彼らの旅や亡命の要求についての詳細、または乗っていたボートの種類なども明らかにはされなかったそうだ。

 

このセント・ローレンス島は、シベリアのチュコトカ半島から約36マイル(約58km)離れているという。

 

アラスカの共和党上院議員であるダン・サリバン氏は声明の中で、「アラスカのベーリング海峡のコミュニティに逃げ込むロシア人が増えた場合に備えて、連邦当局にプランを準備するよう促している」と述べている。(了)

 

出典元:AP:2 Russians seek asylum after reaching remote Alaska island(10/6)

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