Twitter/Павло Кириленко

先週の土曜日、ロシア軍の攻撃によりウクライナで5階建てのアパートが崩壊したが、そこでの死者が31人に達したという。

生存者がいるとの希望も薄れる

7月9日、ウクライナ東部・ドネツク州にある町、チャシフ・ヤールはロシア軍によるミサイル攻撃を受けた。

これにより5階建てのアパートが倒壊。多くの人が瓦礫の下に残されたという。

その後、救出活動が行われ9人を救い出したが、死者は31人にまで達したそうだ。現在も救助活動が続けられているが、生存者がいるとの希望が薄れ始めている。

15 загиблих виявили рятувальники під завалами багатоповерхівки у Часовому Ярі, яку росіяни уразили ракетами вчора.
5 осіб вдалося врятувати. Ще з кількома людьми під завалами встановили усний контакт.
За оцінками, там можуть бути ще 24 особи, серед яких 9-річна дитина. pic.twitter.com/KcE5AKYldS

— Павло Кириленко (@Pavlo_Kyrylenko) July 10, 2022

34 людини перебувають під завалами 5-поверхівки у Часовому Ярі, яку росіяни атакували ракетами Ураганів.
Повністю знищено два під’їзди. На місці працюють рятувальники.
На поверхню вже змогли дістати 6 загиблих і 5 поранених. #RussiaKillsCivilians#StopRussia pic.twitter.com/HV6PeJhTMY

— Павло Кириленко (@Pavlo_Kyrylenko) July 10, 2022

南部奪還の作戦を立案せよ

ウクライナのゼレンスキー大統領は国民への演説において、ロシアが意図的に民間人を攻撃対象にしたと非難。

「このような攻撃を命令した者、普通の都市や住宅街で実行した者は、故意に（民間人を）殺している」とし、ロシアの殺人者のすべてに罰を与えると誓った。

一方、ゼレンスキー大統領は、ロシアから南部の領土を奪還するために、西側兵器を装備した「100万人規模の」戦闘部隊を集める計画を立案するよう、軍幹部に要請したという。

ウクライナのオレクシー・レズニコフ国防相は、同国の経済に不可欠な黒海沿岸の占領地域を奪還するよう命じられた、と述べている。

重砲の数は1対8で劣る

ただウクライナの国際部隊（義勇軍）のスポークスマンは、武器の数においてロシア軍に劣っていることを明らかにした。

実際にウクライナの重砲（火力のある大砲）の数は、ロシア軍と比較すると、1対8で劣り、戦力が著しく不利だと述べたという。

同報道官は、アメリカから提供されたM142「HIMARS」多連装ロケット発射システムが戦場に影響を及ぼしているが、戦力の差を埋めるには西側パートナーからの武器がもっと必要である、と述べたそうだ。（了）

出典元：The Guardian：Russia-Ukraine war: Zelenskiy plans million-strong army to retake south; death toll rises after Russian strike on apartment block – live(7/11)