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動画で女王の死を喜んだ英女性、怒った地元民から非難を浴び警察が保護

動画で女王の死を喜んだ英女性、怒った地元民から非難を浴び警察が保護
Twitter/Louise

イギリスで、あるお店のオーナーが、エリザベス女王の死を喜ぶ動画を投稿し、非難を浴びている。

 

女王の死を喜ぶ動画を投稿

 

そのオーナーの女性とは、スコットランドでフィッシュ&チップ店を営む、Jaki Pickettさんだ。

 

彼女はもともと王室には反対の立場で、エリザベス女王が亡くなった9月8日、自らの動画をフェイスブックに投稿した。

 

動画にはPickettさんが、エリザベス女王の死を喜び、シャンパンを開けてお祝いする様子や、「リザード・リズ(トカゲのエリザベス女王)が死んで、ロンドン橋が落ちた」と書かれたボードを抱えている様子が映っていた。

 

また彼女が反王政のスローガンを叫ぶ姿も映っており、動画の投稿には、陰謀論の「Qアノン」に関連した文字を含む、同様のメッセージも見られたという。

 

人々が店に卵を投げつける

 

その後、この動画はフェイスブックから削除されたが、再びTikTokに浮上。PickettさんはSNS上で標的にされ、怒ったユーザーがコメント欄に殺到し、嫌悪感をあらわにしたそうだ。

 

さらに地元の人々も怒って、Pickettさんの店に集まり、窓に向かって卵を投げたり、ケチャップをかけたりしたという。

 

このため警察が3台の車両を出動させ、Pickettさんを保護。動画にも、群衆からブーイングを浴びながら車で立ち去るPickettさんの姿が映し出されていた。

 

鮮魚組合からも資格をはく奪

 

さらにPickettさんの投稿は、全国鮮魚業者連合会(NFFF)からも非難を浴び、その後彼女はこの組合からも追放されたという。

 

NFFF側は声明で、次のように述べている。

 

「会員の一人によりソーシャルメディアに投稿された内容が、極めて悪趣味で、私たちの組織と業界が大切にしている価値観に完全に反していることを認識しました。私たちは理事会としてこの件について話し合い、この経営者の会員資格を取り消すという決定を下しました」(了)

 

 

出典元:METRO:Chippy owner pelted with eggs for celebrating death of ‘Lizard Liz’(9/9)

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