イーロン・マスクはツイッターに3色の認証バッジ、青、金、灰色を導入予定
ツイッターを買収したイーロン・マスク氏は、一旦は認証バッジの有料化を実施したものの、現在は保留にしている。近いうちに有料化は再導入されるようだが、その際、バッジの種類が増えそうな成り行きだ。
マスク氏がツイート
このニュースの情報ソースはマスク氏本人のツイート。氏は11月22日のツイートに、まずこう書いている。
ブルーの認証バッジは、なりすまし対策が確実になるまで一時保留中。
おそらく、個人と組織では異なった色のチェックマークを使うことになるだろう。——Elon Musk @elonmusk
その後11月25日には、もう少し詳しい情報をツイート。新しい認証バッジは「ブルー」「グレー」「ゴールド」の3種になる予定だと発表した。
(認証バッジの導入が)遅れていて申し訳ない。我々は、暫定的にだが、来週金曜(12月2日)に認証バッジをスタートする。
ゴールドのマークは企業向け、グレーのマークは政府関連の組織向け、ブルーは個人向けで、どのマークの認証も人の手で行われる。
(人による認証作業は)大変だが、必要なことだ。——Elon Musk @elonmusk
先にマスク氏が(一時的に)導入した有料認証バッジは、お金さえ払えば誰でも獲得できるものであったため、なりすましが横行していた。
二転三転した認証バッジ
マスク氏は、試行錯誤しながら必要な部分を修正していく方針のようだ。ツイッターの認証バッジに関しても、これまで紆余曲折があった。
氏はツイッター買収直後、月額8ドルのサブスクリプション制を導入し、サブスクリプション会員に、身元チェックなしにブルーの認証バッジを与えることにした。この結果、有名人や政治家を名乗るなりすましアカウントが一挙に増えてしまった。
それに対処するため、今度は、「Offical」の文字と共に表示されるグレーの認証バッジを追加で導入。これは以前のブルー認証バッジ同様に、アカウントの身元がはっきりしている一部のユーザーに、自動的に与えられるものだった。しかし、不平等であるという理由で、マスク氏はすぐに中止した。
今回の3色の認証バッジについても、マスク氏のツイートをよく読むと、「暫定的に(tentatively)」導入すると書かれている。(了)
出典元:Mashable:Elon Musk says there will be three ‘verified’ Twitter checkmarks: blue, gold, and grey(11/25)
出典元:Mashable:Twitter’s checkmark might come in different colors because that’s the issue(11/23)