ツイッターは特定ユーザーをブラックリスト化していた、公表したイーロン・マスクに犠牲者からの賞賛集まる
ツイッター社内で作成されていたブラックリストに載り、投稿が表示されなかったり、シャドウバンされたりしていた保守派著名人が、イーロン・マスク氏に拍手を送っている。
保守寄りの意見を制限していた
米メディアが報じるところによると、イーロン・マスク氏が、ツイッター社の秘密をまた1つ暴露したとのこと。同社はこれまで、保守寄りの意見を発信するユーザーをブラックリスト化していた。
マスク氏は、そのようなツイッター社の以前の運営を、「囚人が刑務所を運営していた」ようなものと表現したそう。
マスク氏がツイッター社を買収してCEOになる以前は、このブラックリストの存在は秘密にされていた。今後のツイッターは、言論の自由と透明性をより重視したプラットフォームになるだろうとマスク氏は言っている。
また、シャドウバン(ユーザー本人が気づかない実質的なアカウント凍結)されたユーザーにはそのことを知らせ、シャドウバンの理由と解除申し立ての方法を伝えるようにするそうだ。
保守系著名人から賞賛
保守系メディアFOX NewsのコメンテーターであるDan Bongino氏は、ツイッター内の検索結果から排除される「サーチ・ブラックリスト(Search Blacklist)」に入っていた。
彼は最近の番組の中で、そういった以前のツイッターのやり方を「ソ連スタイルのいかさま」と罵倒。イーロンマスクが「巨大テクノロジー企業を未来へと前進させた」と賞賛した。
また、保守系の活動家であり、ラジオ番組の司会者としても有名なCharlie Kirk氏は、投稿を拡散させないようにする「Do Not Amplify」というリストに入れられていた。
彼は今月、「こういったことは全て邪悪で、アメリカの理念から外れており、犯罪とされるべきものだ。マスクは正しいことをした。共和党は50年かけて言論の自由を推進したが、マスクはそれを5週間でやった。真実は明らかになる」とツイートしている。
新型コロナのロックダウンに異議を唱えたスタンフォード大学のJay Bhattacharya教授は、投稿がトレンド入りしないようになる「Trend Blacklist」に入っていた。彼はマスク氏を太陽に例え、「陽の光は最高の消毒剤である」とツイートした。
マスク氏は今後も積極的に、ツイッターの闇を暴露していくつもりらしい。(了)
出典元:New York Post:Twitter ‘blacklist’ victims praise Elon Musk for revealing censorship(12/9)