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爆発事故が起きたベイルートで大規模デモ、数千人が政治の腐敗を訴え、警察と衝突

爆発事故が起きたベイルートで大規模デモ、数千人が政治の腐敗を訴え、警察と衝突
Twitter/Luna Safwan

大規模な爆発事故が起きたレバノンの首都ベイルートで、先日反政府デモが起き、多くの人々が参加した。(タイムラグがあるため、ご了承いただきたい)

 

55人の市民が病院へ搬送、117人がケガ

 

8月8日、ベイルートでは数千人(実際の映像を見るともっと多いように思える)の人々が政府に異議を唱えるため、デモに参加し、治安部隊と激しく衝突した。

 

デモの参加者の何人かは議会内に入るため防御柵を突破しようとし、これに対して治安警察と議会警察は催涙弾を使用して、デモを鎮圧しようとしたそうだ。

 

レバノンの赤十字によれば、この衝突で少なくとも55人の市民が近くの病院に搬送され、117人が現場で治療を受けたという。

 

「革命」のバナーも広げられる

 

この抗議デモは、街を行進するところから始まったが、その後参加者はベイルートの中心街にある広場になだれ込んでいった。

 

そこには政治家を吊るす首吊り縄が設置され、人々は「革命」と書かれたバナーを広げ、その周りに集まっていたという。

 

 

今回、人々は爆発事故に関連して政府の対応や、長年に渡る政治腐敗に不満を募らせ、デモに参加したとみられている。

 

経済や爆発事故、政治腐敗に不満

 

レバノン人の経済学者であるRoy Badaro氏によれば、レバノンは中東において最初にハイパーインフレーションに突入した国となり、今回の爆発事故も含めて、人々は政治の腐敗が主要な原因と見ているという。

 

また現在、レバノン政府の一部は、イランが支援する組織「ヒズボラ」のメンバーからなっており、彼らの行ってきた失態が人々の欲求不満の源になっているそうだ。

 

またシリアからの移民150万人と、レバノン人600万人の人口を抱えるこの国の医療制度も、新型コロナウイルスによってすでにキャパシティを越えていると言われている。

 

今回の爆発により、現時点で158人が死亡し、5000人以上が負傷。まだ60人以上が行方不明になっているという。(了)

 

 

出典元:ABC News:Thousands take to the streets in Beirut in wake of hellish explosion(8/9)

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