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ヨーロッパにも謎の飛行物体が出現、戦闘機がスクランブル発進

ヨーロッパにも謎の飛行物体が出現、戦闘機がスクランブル発進
flickr_Rob Schleiffert

ヨーロッパの空域にも、未確認の飛行物体が現れ、調査が行われた。

 

戦闘機が調査のために向かうも…

 

その飛行物体が現れたのは2月14日、場所はルーマニアとモルドバ上空で、「気象観測気球のような」謎の物体が出現したとの報告があったという。

 

当初、この飛行物体は、ルーマニア領空において高度約3万6000フィート(約1万1000m)の地点で、レーダーシステムによって検出されたそうだ。

 

その後、ルーマニア国防省は、NATOの指揮下にあるジェット機2機を南東部の上空に投入。飛行物体を探すため、戦闘機「MiG-21 LanceR」がスクランブル発進したという。

 

しかし不思議なことに、2機の航空機の乗組員は、視覚的にも搭載されたレーダーでも、空中目標の存在を確認できなかったそうだ。

 

モルドバでは空域を一時的に閉鎖

 

一方、モルドバでは、北部のウクライナとの国境付近で、「気象観測気球のような」物体を目撃したという。

 

このためモルドバの航空局は、領空域を一時的に閉鎖。「気象条件と、物体とその飛行経路を監視し、特定することが不可能であることから、一時的に領空を閉鎖する決定を下した」と述べた。

 

しかしこの措置により、多数のフライトがキャンセルされたり、予定が変更されたりしたという。またルーマニアに迂回した航空便もあったそうだ。

 

アメリカやカナダでも先日、未確認の飛行物体が見つかり、撃墜された。

 

ただ今回、ルーマニアとモルドバ両国とも、物体がどこから来たのかについては述べていない。(了)

 

出典元:METRO:Jets scrambled to ‘balloon-like’ object spotted in European airspace(2/14)

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