ツイッターに対抗か?Metaが新たなSNSの構築を目指す
インスタグラムを所有する「Meta」が、テキスト(文章)を共有する新たなSNSを作り上げようとしている。
「Meta」の広報担当者が明らかに
「Meta」の広報担当者は3月10日、新しいソーシャルネットワークを模索していると明らかにし、次のように述べた。
「我々は、テキストアップデートを共有するための、独立した分散型ソーシャルネットワークを模索しています」
また広報担当者はロイター通信に対し、「クリエイターや公人が自分の関心事に関するタイムリーな最新情報を共有できる、独立した空間の機会があると信じています」と語ったそうだ。
インスタグラムのブランド
いち早くこのニュースを伝えたインドのビジネスニュースサイト「Moneycontrol.com」によれば、新しいSNSアプリはインスタグラムのブランドとなり、ユーザーはインスタグラムの認証情報を使って登録またはログインできるようになるという。
そもそもツイッターやフェイスブックなどは、1つの企業によって管理された中央集権的なSNSであるのに対し、マストドンは誰でも自由にサーバーを開設してサービスを提供でき、各管理者が独自のルールや利用規約を定めて運営できるため、非中央集権的、分散型のSNSとされている。。
新しいSNSを作る動き
一方、イーロン・マスク氏がツイッター社を買収した後、従業員が大量に解雇されたが、そこから新しいSNSを作る動きが相次いでいる。
「T2」は、ガボール・セル氏と共同創業者のサラ・オウ氏によって、現在開発が進められている新しいSNSだ。
セル氏とオウ氏も、ツイッター社から解雇された「辞めツイッター」で、信頼できるSNSを作ることを目指しているという。
他にも「辞めツイッター」の人によって作られた「SPILL(スピル)」や、広告無しで質の高いニュースを読める「ポストニュース」、ユーザー自らがコントロールする「ダムス」など、さまざまなSNSが登場しているそうだ。
これらについてはNHKが詳しく報じている。ぜひ、ご覧いただきたい。(了)
出典元:METRO:Instagram is working on a Twitter alternative to share text updates(3/10)
出典元:NHK:「今こそ立ち上がる時」“辞めツイッター”たちが作る新SNS(3/9)