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ウクライナ軍がバフムトを包囲、モスクワ近郊の空港で原因不明の爆発

ウクライナ軍がバフムトを包囲、モスクワ近郊の空港で原因不明の爆発
X_Bandera Fella

ウクライナ軍が、東部ドネツク州の激戦地、バフムトでロシア軍を包囲したと報じられている。

 

ロシア兵が周辺から移動できない

 

英紙「ガーディアン」のインタビューに応じた、ウクライナのハンナ・マリャル国防次官によれば、ウクライナ軍はバフムトの高台を奪還し、同市内にいるロシア軍を包囲することに成功しているという。

 

このため市内にいるロシア兵は、バフムト周辺から移動できない状況になっているそうだ。

 

ただしロシア軍は、バフムトの北に位置するハルキウ州のクピャアンスク方面の攻撃を激化させており、ウクライナ政府はこの地区の37の町や村に住む数千人の市民に対し、強制避難を命じた。

 

このロシアの動きは、ハルキウ州の地域を攻撃することで、他の場所で戦っているウクライナの戦闘部隊を引き寄せることが目的だと考えられている。

 

空港付近で原因不明の爆発

 

またこれは未確認の情報だが、8月10日の未明、モスクワ市の近郊にあるドモジェドヴォ空港付近で、爆発が起きたという。

 

ドモジェドヴォ空港から数キロ離れた自動車修理工場で、原因不明の火災が発生。救急隊が駆けつけたそうだ。

 

ロシアのソーシャルメディアへの投稿によると、火災の前に少なくとも2回の爆発があったという。

 

現時点で爆発や火災の原因は分かっていない。ただその時間帯には、モスクワ方面にドローンが飛来したとも報じられていた。

 

ロシアのミサイル攻撃で3人が死亡

 

ロシア軍は8月9日の深夜、南部のザポリージャ市に対してミサイル攻撃を行い、ウクライナ市民の3人が死亡、9人が負傷したという。

 

死亡したのは若い女性2人と男性1人。またこの攻撃で教会が破壊され、約15棟の高層ビルも被害を受けたそうだ。

 

 

南部のヘルソン州でもロシア軍の砲撃が行われ、ビロゼルカ村の住民6人が負傷し、入院している。

 

ポーランドが国境に1万人を追加配備

 

ポーランド政府は、ベラルーシとの国境に最大1万人の追加部隊を移動させる予定だと明らかにした。

 

ポーランドのMariusz Błaszczak国防相が10日に発表した内容によれば、約1万人の兵士が国境に配置され、そのうち4千人が国境警備隊を直接支援、6千人が予備部隊になるという。

 

先週ポーランドは、ベラルーシのヘリコプターが領空を侵犯したとし、挑発行為に対して警告を発していた。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: two killed in shelling of Russian village; drones targeting Moscow and Sevastopol shot down – as it happened(8/10)

出典元:METRO:Ukraine smashes through Putin’s defences with ‘dawn attack’ on Moscow airport(8/10)

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