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ロシアの長距離爆撃機「ツポレフ22」が、ドローン攻撃を受けて大爆発

ロシアの長距離爆撃機「ツポレフ22」が、ドローン攻撃を受けて大爆発
X_@IAPonomarenko

先日、ロシアの長距離爆撃機がドローンによる攻撃を受け、爆発炎上する姿が撮影された。

 

SNSに大きな爆発を起こす画像

 

ドローンによる攻撃が行われたのは8月19日、場所はサンクトペテルブルグの南にあるソルツィ2空軍基地とされている。

 

ロシア国防省の声明によれば、その日「(ヘリ)コプター型UAV(ドローン)」が飛行場の観測部隊によって検知され、小火器によって撃墜されたという。

 

このドローン攻撃により、航空機が損傷したが、飛行場での火災はすぐに消し止められ、死傷者はいなかったそうだ。

 

しかしSNSに投稿された画像には、ロシア軍の長距離爆撃機「ツポレフ22(Tupolev Tu-22)」が、大きな爆発を起こしている様子が映っていた。

 

X_@IAPonomarenko

音速の2倍で飛行

 

BBCはこの画像を解析し、信ぴょう性があるものと判断。記事に掲載することを決めたという。

 

「Tu-22」は冷戦時代の超音速爆撃機で、音速の2倍で飛行でき、ロシアがウクライナの都市を攻撃するために広く使用してきた。

 

実際に今年の1月には「Tu-22」が発射したミサイルが、ドニプロのアパート群に命中し、30人が死亡。この攻撃を行ったのは、ロシア軍の第52防衛爆撃機航空連隊とされ、その連隊はソルツィ2空軍基地を拠点にしていると言われている。

 

ロシア領土内の奥へ攻撃を行う

 

今回のドローン攻撃に関し、ウクライナは関与を認めていないが、最近ウクライナ軍はソ連製の対空ミサイル「S-200」を改良し、ロシア領土内の奥へ攻撃を行っているという。

 

今回攻撃があったソルツィ2空軍基地も、ウクライナとの国境から約650km離れているそうだ。

 

ただしロシア国防省は、ドローンを「コプター型UAV」と説明しており、そうなると近距離で発射される安価な市販のドローンが使われた可能性があるという。(了)

 

出典元:BBC:Ukrainian drone destroys Russian supersonic bomber(8/21)

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