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謎の工作員らがロシア国内で活動?モスクワなどで軍の装備を破壊

謎の工作員らがロシア国内で活動?モスクワなどで軍の装備を破壊
X_Defence intelligence of Ukraine

ロシア国内で、正体の分からない破壊工作員の活動が報じられている。

 

2つの地域で、爆発が起きる

 

ウクライナのメディア「Ukrinform」は、9月24日、ロシアのモスクワ州やカルーガ州で、ロシア軍の装備を狙った2つの爆発が起きたと報じた。

 

この爆発でロシア軍が所有する1台の燃料トラックが破壊され、さらにカルーガ州では、トレーラー付き車両4台が破壊されたという。

 

これらの情報は、ウクライナ国防省情報総局のテレグラムによってもたらされたが、この破壊工作を行ったメンバーについては正体が分かっていない。

 

ただ彼らはいずれもロシア軍の基地がある町で、軍の装備品を狙ったと見られている。

 

ロシア支配地域で夜間外出禁止令

 

一方、ウクライナのドネツク州にあるロシアの支配地域では、夜間外出禁止令などが発令された。

 

ドネツク州、ロシア支配地域の知事、Denis Pushilin氏は9月24日、新たな法令を発表。月曜日から金曜日までの午後11時から午前4時まで、路上や公共の場所への市民の立ち入りを禁止する夜間外出禁止令を発令したという。

 

またロシア支配地域内での、集会やデモ、その他の大規模イベントも禁止したそうだ。これは軍事的脅威に対応するためとみられ、地元の軍作戦本部が許可しない限り、集まることは許されないという。

 

すでにPushilin氏は先週、郵便物や電気通信システム(スマホやPC)を通じて送信されるメッセージの検閲、および電話での会話を制限(コントロール)する法令に署名している。

 

また隣接するルハンスク州やザポリージャ州との州境に、検問所と警備所を設置したそうだ。(了)

 

出典元:The Guardian:Russian-installed head of region in Donetsk imposes five-hour curfew and bans assemblies and rallies(9/24)

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