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ロシア軍内部で銃乱射事件が発生、11人の兵士が死亡、15人が負傷

ロシア軍内部で銃乱射事件が発生、11人の兵士が死亡、15人が負傷
Twitter/Visegrád 24

ロシア軍の施設で土曜日、銃乱射事件が起き、数多くの兵士が死亡した。

 

少なくとも11人の兵士が死亡

 

ロシア国防省の発表によれば、その事件が起きたのは10月15日、場所は南西部ベルゴロド州にある軍事訓練場だという。

 

またロシアのニュースサイト「バザ」は、銃撃事件が現地時間午前10時、射撃練習中に行われたと報じている。

 

ロシア国防省は、この事件で少なくとも11人の兵士が死亡し、15人が負傷したと報告している。(すでに22人が死亡したとの情報も)

 

犯人は2人、事件後に射殺

 

犯人は2人おり、旧ソビエト連邦に属する国の出身とみられ、事件後に射殺されたという。(犯人は3人で、タジキスタン出身との情報もある)

 

ロシア国防省は、この事件を「テロ攻撃」と呼んでおり、ロシア国営のタス通信は、ロシア国防省の声明として、「2人のテロリストは応戦の結果、排除された」と報じている。

 

まだ犯人の動機などは明らかになっていない。しかし先日も、動員されたロシア人の兵士が、動員センターで上官を銃で殺害している。

 

今回の事件も、急な動員令の発令により、軍隊内で緊張が高まっていることが示唆されている。

 

訓練センターで兵士が自殺する例も

 

カザフスタンの首都・アスタナで行われた記者会見で、ロシアのプーチン大統領は、1万6000人の動員部隊がすでにウクライナで戦っており、22万2000人のロシア人が招集されていると明らかにした。

 

しかし現地報道によると、新たに動員された20人以上の兵士がすでにウクライナで戦って死亡しているという。

 

また、ウクライナへの派遣を待つ兵士たちが、訓練センターで劣悪な環境に置かれている様子を映したビデオも、複数出回っている。

 

しかも動員センターで兵士が死亡している例もあり、士気に深刻な問題があることが指摘されているそうだ。

 

実際にサンクトペテルブルク近郊の軍事基地では、訓練中に1人の男性が拳銃自殺をし、シベリアの基地でも、兵士が食堂で自らの喉を切り裂いたという。(了)

 

出典元:The Guardian:Eleven Russian soldiers killed in mass shooting by fellow volunteers(10/15)

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