ふたご座流星群が落下して爆発?プエルトリコで珍しい偶然を撮影
カリブ海に浮かぶ島国、プエルトリコで、隕石が落下して爆発するような瞬間が撮影された。
流星が消えたのち、地上で爆発
この動画を撮影したのは、プエルトリコ南西に位置する町、Cabo Rojoに住んでいるフランキー・ルセナさんだ。
彼は12月13日、ふたご座流星群がピークの夜に、夜空を流れる流星を撮影。
さらに流星が消えた後、その先で隕石が落下したような爆発の瞬間をとらえた。その様子がこちら。
「まさに驚くべき偶然」
しかしルセナさんによると、この爆発は隕石の落下ではないという。
彼は、この爆発の原因が、この島の脆弱な電力システムに関係していると述べている。実際、この爆発の後、1分程度だが停電が起きたそうだ。
実はプエルトリコは、2017年のハリケーン「イルマ」と「マリア」、そして2022年のハリケーン「フィオナ」による壊滅的な被害を受けており、まだ回復の途上にある。
ルセナさんはYouTubeの投稿において、「これはまさに驚くべき偶然です。隕石の軌道が、たまたま爆発の位置と一致したのです」と語っている。(了)
出典元:Yahoo News:‘Remarkable Coincidence’ as Meteor’s Trajectory Aligns With Explosion in Puerto Rico(12/14)