昨年の夏から行方不明だったワンコ、4800km離れた場所で発見【アメリカ】
アメリカで、去年の夏に姿を消していたワンコが、かなり離れた場所で保護されたという。
カリフォルニア州からミシガン州へ
そのワンコとは、ヨークシャーテリアのミックス犬である「ミシュカ」(3歳)だ。
「ミシュカ」はカリフォルニア州に住んでいたのだが、昨年夏に突然、姿を消してしまい、行方不明になっていた。
しかし先週、約4800kmも離れたミシガン州のデトロイト郊外で、さ迷っているところを保護されたという。
地元のハーパーウッズ警察は先週、野良犬に関する通報に応じて「ミシュカ」を保護。その後、グロス・ポイント動物養子縁組協会に連絡したそうだ。
識別チップが埋め込まれていた
グロス・ポイント動物養子縁組協会によれば、「ミシュカ」には、飼い主に関する情報が入った識別チップが埋め込まれていたことがすぐに判明したという。
カリフォルニア州のサンディエゴに住んでいる、飼い主のメラド・ホーマンと彼の家族は、その後連絡を受け、グロス・ポイント動物養子縁組協会へ向かい、「ミシュカ」と再会を果たしたそうだ。
ホーマンさんの妻であるエリザベスさんは「私は決して諦めませんでした。千枚以上のチラシを貼りました。車の後ろのガラスにも、チラシを貼っていました。(略)今、私は彼女(ミシュカ)が、どうやってミシガン州に来たのか知りたいだけです」と語っている。
動物愛護団体のディレクター、コリン・マーティン氏は「私たちは、(この犬が)盗まれて販売され、最終的にミシガン州に到達したと考えている」と述べている。
「ミシュカ」は獣医の診察を受け、狂犬病の予防接種も受けた後、許可が出され、カリフォルニア州へ帰ることができたという。(了)
出典元:ABC News:California dog missing since the summer is found in Michigan(4/5)