ボクシングの試合で、選手にパンチされたレフリー、殴り返そうとする【動画】
先日、中米・ドミニカ共和国で、ボクシングの試合が行われたのだが、かなり混乱した場面が見受けられた。
レフリーも激怒、仕返しを試みる
その試合は6月28日に行われ、Angel Cruz選手と、Julio De Jesus選手が対戦したという。
Cruz選手は第2ラウンドで鋭い右パンチを放ち、De Jesus選手がダウン。De Jesus選手はすぐに立ち上がるも、レフェリーは試合を中止し、Cruz選手の勝利を宣告した。
De Jesus選手はこの判定に怒り、一度はコーナーに退くも、再びリング中央に現れ、レフリーを殴った。
レフリーは一瞬、痛みをこらえたが、その後向きを変え、コーナー付近に戻ったDe Jesus選手に殴りかかろうとした。その瞬間がこちら。
Shuan Boxing promotion se disculpa públicamente por lo sucedido en la pelea entre el púgil Julio de Jesús Rodríguez y el referee Smaylin Valdez.
“No admitimos de ninguna manera la actitud del boxeador y mucho menos la del referee Valdez”. @BelgicaPenabox pic.twitter.com/QuTQoSZBjB
— Shuan Boxing (@shuanboxing) June 29, 2024
罰金と出場停止処分の可能性
結局、レフリーのパンチは、De Jesus選手の関係者に阻まれ、当たらなかったらしく、その後すぐにレフリーはリングから降りた。
42歳のDe Jesus選手は、レフリーを攻撃した罪で、罰金と出場停止処分を受ける可能性が高いと言われている。
2014年には、クロアチアのボクシング選手が、ヨーロッパ・ユース・ボクシング選手権でレフリーを激しく殴りつけたため、ボクシング界から永久追放されたという。(了)
出典元:METRO:Referee stuns crowd by attacking boxer who punched him during fight(6/29)