スーパームーンと部分月食の珍しい組み合わせ、9月17日から北米などで観測
スーパームーンと部分月食が同時に起きる現象が、9月17日から始まるという。
17日の夜から北米と南米大陸で
この現象は17日の夜に北米と南米大陸で観測される予定で、18日の朝にもアフリカとヨーロッパで見られるそうだ。
部分月食は、地球が太陽と月の間を通過するときに起こり、月が少し暗くなり、欠けるという。しかも今回は、さらに月が地球に接近する、スーパームーンにあたると言われている。
今回の月食は今年2回目で、最後になる。またスーパームーンは、今回を含めて残り3回訪れるそうだ。
日本では部分月食を観測できない
日本では残念ながら、部分月食は観測できないが、恐らくネットには、さまざまな写真や動画が投稿されると予想される。
月食を見るためには、特別に目を保護する必要はない。月を肉眼で見つめてもいいし、双眼鏡や望遠鏡を使ってさらに詳しく観測することもできる。
今年の4月には皆既日食が起き、北米全土で観測され、一部の都市では一時真っ暗になったという。
皆既月食は来年の3月13日(日本では3月14日)に起きるとされ、その際、月は地球の影で完全に隠れ、大気を通過する太陽光のかすかな光によって赤く染まるそうだ。
2021年5月には、皆既月食とスーパームーンが重なる「レッドスーパームーン」が現われ、注目を集めた。(了)
出典元:ABC News:Catch a partial lunar eclipse during September’s supermoon(9/14)