戦闘機に撃墜された馬蹄形の物体、その画像が公開される
以前、カナダの空域で不思議な物体が目撃され、先日その画像が公開された。
アラスカ州からカナダへ移動
カナダのメディア「CTV News」によると、その画像は2023年2月、アメリカのアラスカ州と国境を接する、カナダのユーコン準州上空で撮影されたという。
その物体は馬蹄形をしており、当時は高度4万フィート(約1万2000m)を飛行。アラスカ州から、カナダの領空にたどりついたそうだ。
アメリカとカナダが共同で運営している「北アメリカ航空宇宙防衛司令部」は、最初にこの物体を発見。戦闘機をスクランブル発進させ、監視を続けたという。
そして戦闘機「F-22ラプター」がミサイルを発射して物体を撃墜した。下は撃墜される数日前に撮影された、物体の写真となる。
https://t.co/x2XZKOQJj8 (@CTVNews) has obtained an image of the Unidentified Flying Object (UFO) shot down over Canada’s Yukon territory in February 2023.
(Department of National Defence via Access to Information Request via @Steve_uap2020)
Article: https://t.co/viQNnHl7GW… pic.twitter.com/bb80rHL81p
— Tyler Zahradnik (@tyler_zahradnik) September 24, 2024
中国の気球が撃墜された後に発見
この物体は2023年の2月11日に撃墜されたが、同月には中国の監視用気球が発見され、やはり撃墜されている。
またこれは、目撃された3つの飛行物体のうちの1つで、3つはいずれも撃墜された中国の監視用気球よりも小さかったという。
当初、3つの物体は気球と考えられていたが、その後、アメリカのバイデン大統領は、それらがいずれも中国の気球とは無関係だったと述べている。
この画像は、カナダで機密が解除され、9月25日に公開されており、「CTV News」がカナダ国防省から入手したそうだ。(了)
出典元:FOX News:Image shows UFO downed by US fighter jet in Canadian airspace days after Chinese spy craft incident(9/25)