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巨大カボチャをくり抜いてボートにし、73.5km漕いでギネス世界記録に

巨大カボチャをくり抜いてボートにし、73.5km漕いでギネス世界記録に
Guinness World Records

アメリカ·オレゴン州の男性が、重さ555.2kgの巨大カボチャをくり抜いて作ったボートで川を下り、ギネス世界記録を達成した。

 

コロンビア川を73.5km漕ぐ

 

オレゴン州で農場を経営するGary Kristensenさん(46才)は、フェスティバルのコンテストで優勝した巨大カボチャを、手作業でくり抜いてボートにし、コロンビア川に浮かべた。

 

そのカボチャボートに乗り、10月12日から13日にかけての26時間で73.5km漕ぎ進み、「カボチャのボートを漕いだ旅の最長記録」として、ギネス世界記録に認定された。

 

Garyさんは、2011年から大きなカボチャを作ることに精を出している。2013年にはそのカボチャで初めてボートを作り、カボチャボートの競艇イベント「ウエストコースト·ジャイアント·パンプキン·レガッタ」に出場。その後も出場を続け、4年連続で優勝した。

 

Guinness World Records

 

ギネス記録が夢だった

 

Garyさんにとって、ギネス記録のタイトル保持者になることは長年の夢だったそう。「ずっと前からギネス記録への挑戦を考えていました。今年はそれに適したカボチャが育ったので、実行に移そうと決めました」と話す。

 

ボートになった巨大カボチャは7月14日に受粉させ、10月4日に採り入れたもの。オレゴン州ガーベ市で開催された農産物のフェスティバル「Bauman’s Harvest Festival」で、重さと周囲の長さが公式に測定された。重さはほぼグランドピアノ1台分に当たる555.2kg、周囲の長さは429.26cmだった。

 

Garyさんの記録達成は、ポートランドやオレゴン、シアトル、ワシントンのニュース番組で放送されたそうだ。記者から感想を求められた彼は「ちょっと不安だったけど、エキサイティングな体験だった。もし記録を達成できなかったとしても、素晴らしい冒険だったと思う」と応えた。

 

(了)

 

出典元:UPI:Oregon man paddles pumpkin 45.67 miles to break world record(10/31)
出典元:Guinness World Records:Man fulfils dream by paddling pumpkin boat record 73 km down US river(10/31)

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