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スペインの空港で、両親が息子を残し、飛行機に搭乗したことが明らかになった。

息子のパスポートが期限切れ

その出来事があったのは7月30日、場所はスペインのバルセロナにある「El Prat国際空港」とされている。

空港職員によれば、ある夫婦がターミナルで、10歳になる息子のパスポートが期限切れになっていることに気づいたという。

その後、夫婦は幼い息子をそのまま残して、飛行機に搭乗したそうだ。

旅客機が空港に引き返す

1人残された息子は、親戚が迎えに来るのを待っている間に発見され、やがて警察が呼ばれたという。

空港職員はその後、このエピソードと共に動画をSNSに投稿し、息子を残して飛行機に搭乗した両親を非難。その投稿は30万回も視聴されたそうだ。

しかも空港職員によれば、当時子供は両親が「母国」へ向かう飛行機に乗ったとし、そのままバケーションへ出かけたと語ったという。

しかし、その後、警察が空港に通報し、空港から飛行機のパイロットへ連絡。飛行機は、再び空港に引き返したそうだ。

当時、パイロットは乗客に対し、「空港のターミナルに子供を残していった方はいませんか？」と尋ねたが、誰も返答しなかったという。

飛行機が再び空港に戻った後、両親は警察に呼び止められ、空港にある交番へ連れて行かれたそうだ。しかしその後、両親が逮捕されたのかは、明らかになっていない。

あるTikTokのユーザーは、「私は管制官として、さまざまな出来事を目にしてきたが、これは完全に恐ろしい（シュールな）話だ」とコメントしている。（了）

出典元：METRO：Parents abandon son, 10, at airport to catch flight after his passport expired’(8/1)