全面戦争を画策?ベネズエラ政府、米CIAの協力者を拘束したと発表

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ベネズエラ政府は10月26日、アメリカのCIAと関係のある集団を拘束したと明らかにした。
全面的な軍事衝突を誘発させる作戦
ベネズエラ政府は26日、声明で「トリニダード・トバゴの国境海域、またはトリニダード・トバゴもしくはベネズエラの領土内で、我が国との全面的な軍事衝突を誘発するための偽旗攻撃が行われている」と発表した。
またアメリカのCIA(中央情報局)から直接情報をやり取りし、偽旗作戦を実行しようとしていた傭兵集団を捕らえたと明らかにしたという。
現在、カリブ海ではアメリカ軍とトリニダード・トバゴ軍との合同軍事演習が行われており、ベネズエラ政府は、アメリカ政府による軍事挑発行為を非難した。
偽旗作戦とは、別の国や人物が犯行を行ったように見せかけ、自国の攻撃の正当性を主張しようとする作戦となる。
過去にも偽旗作戦があったと主張
声明を発表したベネズエラのデルシー・ロドリゲス副大統領は、偽旗作戦疑惑に関する詳細や証拠を明らかにしていない。
しかしベネズエラのマドゥロ大統領は、10月初旬にアメリカ大使館に爆発物を仕掛ける計画など、これまでにも偽旗作戦疑惑があったと主張してきたという。
そしてトランプ政権は現在、麻薬密売の疑いがあると主張し、カリブ海のベネズエラ沖合や、太平洋を航行する船舶に対し、複数の攻撃を実施してきた。
またアメリカの国防総省は10月24日、ジェラルド・R・フォード空母打撃群を南米に派遣し、カリブ海における軍備増強を指示したという。
しかもアメリカのトランプ大統領は10月初旬、CIAに対して、ベネズエラでの秘密作戦の実行を承認していた。(了)
出典元:HuffPost:Venezuela Claims To Have Captured Group Of CIA-Aligned Mercenaries(10/27)

























