英国王が、デビッド・ベッカム氏に「ナイト」の称号を授与

サッカー界のレジェンド、デビッド・ベッカム氏(50)に、「ナイト」の称号が授与された。
スポーツと慈善活動への貢献が認められる
イングランド代表のキャプテンを務めた元サッカー選手のデビッド・ベッカム氏は11月4日、イギリスのチャールズ3世から「ナイト」の称号を授与された。
ベッカム氏はその日、ウィンザー城で行われた式典に、両親と妻のヴィクトリア・ベッカムさんと共に出席したという。
「ナイト」の授与は、スポーツと慈善活動への貢献が認められたためで、ベッカム氏は式典後、次のように記者団に語った。
「これ以上、誇りに思うことはありません。私がどれほど愛国心が強いか、皆さんはご存知でしょう。私は祖国を愛しています。私は常に、王室が家族にとってどれほど大切かを言ってきたのです。私は幸運にも世界中を旅してきましたが、皆が私と話したがるのは、この国の王室のことばかりです。誇りに思います」
Soccer legend David Beckham is now Sir David Beckham after being knighted Tuesday by King Charles.
Beckham received the honor in a Windsor Castle ceremony attended by his parents and wife Victoria Beckham, who designed the suit he wore for the occasion. https://t.co/9Emjl2WixR pic.twitter.com/i0Hd3ClVOq
— ABC News (@ABC) November 4, 2025
Soccer legend David Beckham was given a Knighthood by Britain’s King Charles III on Tuesday, in recognition of his services to sport and charity. The honor means he may now style himself Sir David Beckham. pic.twitter.com/A3YGTGiATS
— ABC News (@ABC) November 4, 2025
インテル・マイアミの会長兼共同オーナー
ベッカム氏は、20年間のサッカー選手生活の中で、6年間、イングランド代表のキャプテンを務め、アメリカ、スペイン、フランスでもプレーしたという。
そして2013年にプロサッカー選手を引退した後、彼はMLS(メジャーリーグサッカー・アメリカのサッカー1部リーグ)のチーム「インテル・マイアミ」の会長兼共同オーナーに就任したそうだ。
またエリザベス2世女王が2022年に崩御した際、ベッカム氏はウェストミンスター・ホールで女王の棺に敬意を表すため、12時間も人々の列に並んだことで知られている。
ベッカム氏は当時、次のように記者団に語っていた。
「誰もがここに来て、この経験の一部となり、女王陛下が私たちのためにしてくださったことを祝いたいと思っています」
「ナイト」は、中世の騎士階級に由来する栄誉称号で、世襲ではなく、1世代限りの称号とされている。また準貴族的な身分となり、男性には「Sir(サー)」、女性には「Dame(デイム)」の敬称をつけて呼ばれることになる。(了)
出典元:GMA:David Beckham knighted by King Charles III at Windsor Castle(11/5)


























