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ホワイトハウス付近で2人の州兵が撃たれ負傷、犯人はアフガン出身の男

ホワイトハウス付近で2人の州兵が撃たれ負傷、犯人はアフガン出身の男
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アメリカの首都・ワシントンD.C.で11月26日、突然2人の州兵が撃たれ、負傷する事件が起きた。

 

州兵がパトロール中に銃撃される

 

この事件はホワイトハウスの付近で起き、26日の午後2時15分頃、州兵がパトロールしていたところ、容疑者が角を曲がって発砲してきたという。

 

この銃撃により2人の州兵が負傷し、その後病院へ搬送されたそうだ。また容疑者も現場で撃たれ、その後他の州兵に拘束されて、病院へ運ばれたという。

 

ワシントンD.C.のミュリエル・バウザー市長は、州兵が重体であると発表し、この襲撃について「標的を絞った銃撃」との見方を示した。

 

「単独犯」で「待ち伏せ」か?

 

ワシントンD.C.首都圏警察のジェフリー・キャロル副本部長によれば、事件現場で撮影された映像を検証した結果、「単独犯」が州兵を「待ち伏せ」した可能性があるという。

 

しかしまだ犯人の動機などは、明らかにされていない。

 

警察の関係者の話によれば、犯人の男はRahmanullah Lakanwal容疑者(29)とされ、アフガニスタン出身で、2021年にバイデン政権下でアメリカに来たという。

 

また同容疑者は、2024年に亡命を申請し、2025年4月にトランプ政権下で亡命が認められたそうだ。

 

この事件を受け、ピート・ヘグセス国防長官は、トランプ大統領の要請で、ワシントンD.C.のパトロールのため、州兵500人を追加派遣するよう命じた。

 

しかし先週、連邦裁判所の判事は、州兵の配置がおそらく違法であるため、ワシントンD.C.から州兵全員を撤退させるべきだとの判決を下していた。(了)

 

出典元:The Guardian:Washington DC shooting: video suggests ‘lone gunman’ shot two national guard members near White House, say Washington DC police – latest updates(11/26)

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